映画『サバイバルファミリー』もしもこんな状況になったらあなたなら

映画『サバイバルファミリー』のチラシポスター映画館

映画ほどではなまでも近い状況は覚悟しておいたほうが

作品は、社会のインフラが何かの影響で突然機能しなくなった時の、ある一家の奮闘ぶりを描いております。

映画ほどではないにしても、近い状況に遭遇することは考えられますね。

東日本大震災しかり、あるいは台風の被害によるインフラの破壊。

また、方向性は少し違うかもしれませんが、コロナウィルスの蔓延による医療の崩壊、食料危機などあげたらきりがありませんが。

実は、普段当たり前のように享受してる、現代社会の便利さが実は以外と脆いものだと感じさせる昨今ではないでしょうか。

作品では、そんな中で奮闘する一家の物語をユーモラスに描いてますが、他人事ではないと感じます。

一家が、不自由さの中で、昔の生活、そう江戸時代の様な生活でしょうか。

そんな生活を送るなかで、便利さと引き替えに失ったものを取り戻して行く様がいいですね。

ある意味文明批判ともとれる作品ですが。

それでいてもなおかつ、昔がよかったなどと簡単には結論ずけられないのも事実ではないでしょうか。

一度手にしてしまった生活をおいそれとは手放したくはないです。

好むと好まざる状況ではいたしかたないでしょうが。

あくまでも、便利さを受け入れて時代に流されない生き方を模倣するのが現実的ではないかと。

作品の中に出てくる若者をみると特にそう思ってしまうのですが。

作品の中の重要な位置を占めるものの一つにスマホが挙げられます。

人との関係が、スマホで完結してしまう、絶えず誰かと繋がっている

その結果として、その群れから外れる恐怖から、画一的人間が形成される怖さ

どこを切っても同じ答えが帰ってくる金太郎飴人間ばかり増えたらつまらない世の中ですよね。

それらの依存できるツールが奪われた時、自ずと自分と向き合わなければならいのではないでしょうか。

ある意味、自分と向き合わなくてすむから、ツールに依存してるのでは

そんなことをこの作品は考えさせてくれます。

それでいて日本映画の現状はこれでいっぱいかな?

作品、題材、ドラマ性どれをとっても及第点にはあると思うのですが。

なにかものたりなさを感じてしまうのですが。

そう、何というか作品が映画を観てるというよりも、なにかテレビドラマの延長線上の作品を観賞してる感じになってしまうのは、私だけでしょうか。

最近の日本映画にしては、大がかりなかなり予算をかけた作品だとおもうのですが。

まだ、物足りなく感じます。

かつての日本映画黄金期といわれた時代の作品は、もっとリアリティーにこだわっていたと思うのですが。

確かに、そのころは映画が娯楽の王様で興業収入がみこまれ、作品に現在より予算がかけられたのでしょうね。

本作品でも、サバイバル生活が長引いて疲弊して行く様を演技やメイクだけで済ませようと感じてしまいます。

生き残りをかけた生活が長引けばおのずと痩せてくるはずなのですが、冒頭とほとんど変わらないとなると、今一つ説得力に欠ける感じが。

限られた予算、時間そんな中では、これが精一杯なのか。

しかし、昔の作品、監督はそれにこだわり追求した

その結果名作を数多く残してくれた

現状の日本映画界では、無理なことなのでしょうね、そうなると冒頭でも言ったように、テレビドラマの延長線上の様なできになってしまいます

なんかとても残念でなりません

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