映画『ファーストマン』1969年はじめての月面着陸この事の意味は

映画『ファーストマン』のチラシポスター映画館

米ソの宇宙開発競争

作品を見ていると、その為だけのミッションに見えてくる。

当時は、宇宙へのロマン、人類が初めて地球以外の惑星に到達する、その事だけが目標だったのか、とあらためて考えさせられてしまう。

当時小学校4年生だった私は、夏休みで母親の実家、愛知県豊橋市でこの瞬間を記憶している。

たしか夜中で起きてはいなかった。

従兄弟が眠い目を擦りながら起きて見ていたようだが、彼が遅くまで起きていて父親に怒鳴られたという記憶の方が強い。

その後、月から持ち帰った石やアームストロング機長の談話など、しばらくはフィーバーが続いた記憶がある。

その後も何回か月面着陸が行われ、熱狂は沈静化して行く。

今にして思うと、月面着陸とはなんだったのだろう

巨額の予算と事故等による犠牲者を出しながらも進められた計画。

一体何のために。

作品を見ている限りでは、その答えは出てこない。

ただ、東西冷戦のなかでの米ソの競争でしかなかったようなある種むなしさのようなものが、残ってしまう。

激動の時代の終演を告げる打ち上げ花火だったのか

などと言うと開発に携わった人々からお叱りを受けるかもしれないが。

アメリカの公民権運動の高まり

そして、1963年J.Fケネディ大統領、1968年マーティンルーサーキングの暗殺

泥沼化するベトナム戦争。

それらから、目をそらすといったら怒られるだろうか。

やがて、この後ベトナム戦争の終結1975年

東西の壁、1989年ベルリンの壁の崩壊へと進み、冷戦時代に終止符が打たれる。

打ち上げ花火としては、高い買い物

いま、2020年の時点にたって、この作品を観ると、しみじみとそう感じる。

それだけ、作品は、余計な感情や政治的状況を排除して淡々と、月を目指し成功する事実だけを忠実に伝えている。

だからなおさら、こしかたを振り返るえるという思いにさせてくれる。

皆様も今一度、この月面着陸の瞬間に立ち会われた方々は、振り返ってみてはいかがでしょうか。

記憶の中にある方々は、そろそろ人生の終盤に向かっている方が多いのでは。

そんな方々にはうってつけの作品です

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