環境保護か経済活動どちらが優先か企業の思惑も絡んだ映画『ハンター』

映画『ハンター』のチラシポスター映画館

画面を圧倒するオーストラリアの自然が素晴らしい。

作品は、1999年に出版された、ジュリア・リーの同名小説『The Hunter』の映画化である。

企業の要請を受けた傭兵がオーストラリアでタスマニアタイガーを探す物語である。

その中には、環境保護を訴えるグループや森林伐採により生計を立てている村人との対立も語られている。

何と言ってもこの作品の秀逸な点は、撮影の行われたオーストラリア・タスマニアの自然風景だろう。

実に雄大で、まさに手付かずの自然のもつ素晴らしさがスクリーン一杯に映される。

まさに、これを見ているだけでも満足な作品です

以外と読みずらい主人公の心情

その自然の圧倒的迫力の前では、いかなる人間の所業もたちうちできないのですが。

とりわけ、主人公の心情は読みずらい感じがします

特にタスマニアタイガーを見つけた時の行動は賛否両論あるのではないでしょうか。

まあそのあたりは小説ですから、作者の考え方もあるかと。

かならずしも、それと自分の思いが一致する必要はないので。

自分だったらどうするだろうなと考えてみるのも良いのではないでしょうか。

環境保護か生活の為か、永遠の課題

作品をみていると、オーストラリア・タスマニアの自然の素晴らしさから思わず環境保護優先と叫びたくなりますが。

森林伐採によって生計を立ているひとも多くいる現実を考えると、部外者がただ環境保護と叫ぶのもいささか早計なのでは。

原発の問題もそうですが、原発をやめるならそこに従事している人たちの生活も真剣に考える必要があるのではなでしょうか。

まして、この映画の様に林業という方法で代々にわたり生計を立てている人にとっては、そう簡単ではないでしょうね。

かといって、失われるにはあまりにももったいない自然を画面から嫌というほど感じます。

作品に登場する、生き残ったタスマニアタイガー消えゆく自然と孤独感を感じるのは、私だけでしょうか。

大自然の前に人間の営みとは、さらに企業の企みとは、営みならばまだ理解できる面もあるのですが、企みとなると。

さらに、その境界線はどこで引けるのか。

難しい問題ですが、大自然を前にするとなんだか恥ずかしくなってしまう問題の様なのですが、歌にもある様に「人は悲しいものですね」

そんな思いを強く思わせる、オーストラリア・タスマニアの自然を映像から満喫して下さい。

コメント