映画『誰がハマショールドを殺したか』のハマショールドって誰?

映画『誰がハマショールドを殺したか』のチラシポスター映画館

謎の墜落事件

1961年北ローデシア(現在のザンビア)のンドラで墜落し亡くなったのが、ハマショールドです。

最初この映画の題名を見たとき、サスペンス映画かなと思った位ですから、その名前をご存じの方は少ないのではないかとおもうのですが。

ハマショールドは、スウェーデン人で国連事務総長です

就任したのは1953年ですから、ご存じの方はすくないのではないでしょうか。

当時、ベルギーの植民地から独立したコンゴ共和国の動乱の停戦調停に赴く途中で事故に巻き込まれます。

撃墜説や暗殺説は当時もあったのですが、現在のように機内にブラックボックスが搭載されていなかった時代ですので、あくまでも事故として扱われた経緯があります。

”しかし2013年になって、当時の事務総長・潘基文により調査委員会が設置され、2017年10月に公表された調査報告書では、外部からの攻撃や脅威が原因である可能性を示唆した”(ウィキペディアより)

そんな中でこの作品は作られました。

時というものの無常さを感じざるおえない

さらに、作品ではその核心と更なる陰謀に迫って行くのですが。

やはり、60年という歳月が他人事のように思えてしまうのは私だけでしょうか。

当事者や関係者が少なくなった今これこれこうだったよと言われてもピンとこないのですが。

目まぐるしく変わる国際情勢の中では、60年という歳月はあまりにも無情ですね。

国際政治という戦国時代

よく、平和に対する言葉として戦国時代とか戦乱の世とかいう言葉が使われるのですが。

この作品を見ていると、本当に天下泰平の世の中というものが存在するのか疑わしくなります

現在でも世界のどこかでは紛争があり、内戦があり。

必ずそこに見えかくれするのは、大国の思惑やエゴであったり。

私たちの暮らす世界はそれが現実なんだと、つくづく思い知らされます。

人間が、生きて行く以上悲しいけどなくならない現実ではないでしょうか。

映画『誰がハマショールドを殺したか』の批評記事

映画という作品にして検証する文化

過去を美化するのではなく、事実を検証して行くことの大事さは、映画の一つの使命というか、映画の活力とも言えるのではないかと思うのですが。

残念ながら、日本にはその力は海外に比べると少ないですね。

人間の性質が変わらないものである以上、その過ちは何年経とうとも検証して行く姿勢は大事だと思うのですが。

残念ながら日本映画界いや日本という国にはその伝統というか文化がないのが、残念で仕方ないのですが。

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