韓国版大河ドラマ『世宗大王 星を追う者たち』から見る韓国の歴史

映画『世宗大王』のチラシポスター映画館

韓国の英雄世宗大王

世宗大王(1397~1450)李氏朝鮮の第4代国王です。

日本は、その頃は室町時代でしょうか。

韓国では世宗大王が、歴代国王の中で最高の名君と国民から尊敬されております。

その業績は、作品にも描かれている様に、王立天文台である簡儀台を作り、渾天儀などの天体観測器を製作させた事や、時間を測定する日時計と自動水時計を製作させた事。

また、最も有名な功績が訓民正音(ハングル)の創製だと言われております。

当時は漢字文化圏であり、漢字文字以外文字はなく話し言葉以外に意思を伝える術を持たなかった当時、漢字の読み書きが出来なかった民衆の為に考案されたと言われております。

その頃の韓国は、中国明王朝の属国であり、中国の文化圏から離れる行為である文字の創設には、側近のなかからも強固な反発があったとも言われております。

その辺りの宗主国明の支配下にある様子は、作品の中にも丁寧に描かれております。

また、当時の身分制度である奴婢と言う、奴隷の存在がありその奴婢の優れた知恵ある者と大王とのやり取りが作品の中心となっております。

当時の日本との関係は、作品には残念ながら出てはこないですが興味深い所です。

映画『世宗大王』のチラシポスター

宗主国明(中国)との関係

これが、ドラマの中でも大きなポイントとなっております。

あくまで明(中国)の一部であるからこそ多くの文化を得られるとする保守派韓国独自の文化を作り上げようとする大王との対立が出てまいります。

中国、朝鮮半島そして日本、この関係は当時から続く問題であることが分かります。

振り返って現代はどうでしょうか。

朝鮮半島は北朝鮮と南の韓国に分かれて、それぞれ独立性がありますが。

現在の北朝鮮は、中国の後ろ盾なしではその存在は怪しい状態で。

韓国には、その北朝鮮からの工作員がかなり入り込んでいて、いまや社会のどのあたりまで浸食しているかは定かではない状態ではないでしょうか。

そうなると、韓国と言う国家は今後どうなってゆくのか、朝鮮半島の勢力地図も変わって行く可能性が考えられます。

そこには、大国中国の野望が見え隠れするのですが。

最近の香港に対する締め付け、尖閣諸島にたいする挑発。

なんだか、不穏な空気を感じてしまうのは私だけでしょうか。

朝鮮半島を巡る攻防は昨日今日始まった事ではないと、作品をみて改めて考えさせられます。

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