『新 感染半島 ファイナルステージ』コロナ感染の恐怖とオーバーラップ

映画『新 感線半島 ファイナルステージ』のポスター映画館

『新 感線半島 ファイナルステージ』韓国発のゾンビ映画の続編、まさにコロナ感染爆発の現在あまりにもタイムリーな感じで、見る者に迫ってきます。感染の一日も早い終息を願う者としては、あまりうれしくない一致なのですが、作品としては楽しめます。

あまりにもタイムリー

前作は、2016年公開の『新 感染 ファイナル・エクスプレス』で描かれた、韓国発のゾンビ映画

本作は、それから4年後を描いております。

コロナ感染の蔓延の現在あまりにもタイムリーな内容ではないでしょか。

結構身につまされるというか。

まあ映画では相手は、ゾンビですが。

前作からは、かなり趣を変えて、荒廃した韓国が舞台です。

なかなか趣向を凝らして飽きさせません。

しかし、韓国のゾンビは本家のゾンビとは比べ物にならないくらいスピーディーで狂暴です。

そのあたりが、映画にも作品としてのスピード感、恐怖感を倍増させているのだと思うのですが。

ただ、作品を見ているとどうしても感染爆発という文字が頭をかすめてしまいます。

それだけ、今のコロナ禍の恐怖が作品を見るものにも影響を与えているのでしょうか。

前作から4年という絶妙な設定

上手くこれが生きていますね。

前作は、韓国で蔓延した人を狂暴化させるウイルスの感染爆発がテーマでしたが。

それから4年後の韓国というところがなかなか憎い設定です。

ただ、しつこいですが感染爆発は今日本でも起きていること。

なんか、映画が他人事ではないのは、私だけでしょうか。

作品のほうは、物語の設定といいスピード感といい申し分ないできになっています。

ただ、ラストがもう少し緊張感というか意外性があってもよかったのではと思うのですが。

でも、十分及第点にある作品かと。

映画『新 感線半島 ファイナルステージ』のポスター

ゾンビになるかコロナになるか

なんて、不謹慎なことを考えてしまいました。

究極の選択とでもいいますか。

もしどちらかにかかるとしたら、どちらを選ぶ。

ゾンビになったとしたら本人は、自分がゾンビになったなんて意識はないでしょうから。

いつも、ゾンビ映画を見てて思うのですが、そんなに恐ろしいのならいっそゾンビになってしまえば楽なのでは、なんてくだらないことを考えてしまいます。

しかし、コロナはそうは行きませんよね。

感染すれば、重症化するかもしれない。

人にうつしてしまうかもしれない。

特効薬がない現在、治るまでの生活は。

家族がいれば、家庭内感染の危険も。

ありとあらゆる心配事がかぶさってきます。

『新感染 半島 ファイナルステージ』を見ているとそんな事が頭から離れません。

それだけ、現在のコロナの蔓延が見る者に暗い影を落としてきます。

あまりうれしくないタイムリーさではありました。

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