『藁にもすがる獣たち』経済的成功が人生の最大の目標そんな人生いかがですか

映画『藁にもすがる獣たち』のポスター映画館

韓国映画『藁にもすがる獣たち』原作は、日本の作家・曽根圭介の同名小説です。お金に翻弄する登場人物たち、クライムサスペンスという触れ込みなのですが、何処かユーモラスな感覚に陥ってしまいます。そこに描かれているのは、おかしくも悲しい人間の性なのでしょうか。

お金が万事の登場人物たち

ないよりは、あった方がいいお金。

しかし、お金にばかり振り回されると。

そんな、登場人物達で構成された映画『藁にもすがる獣たち

彼らを、笑い飛ばすのは簡単ですが。

映画は現実を拡大して見せているだけ。

そう考えると、笑ってばかりはいられないですね。

そんな、金、金、金の人生とはどんな結末を迎えるのでしょか。

視野が狭くなった人たち

映画『藁にもすがる獣たち』の一場面

お金に振り回される人々達を描いていますが。

共通するのは、みな視野が狭くなること。

当然ですね、価値観がお金だけですから。

そうなるのも、自然の成り行きかと。

原作は日本の作家・曽根圭介の同名小説を韓国で映画化したものです。

一応クライムサスペンスとなっているのですが。

お金に振り回される登場人物のドタバタ劇の様な感じでしょうか。

今も昔も、金に振り回される人々

古典で思い浮かぶのは、元禄時代の劇作家、近松門左衛門

遊女を身請けできず心中する紙屋の旦那が主人公の『心中天網島(しんじゅうてんのあみしま)』。

見栄の為に、公金に手をつけてしまう『恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとのおうらい)

放蕩の末、金に困って人殺しをする『女殺油地獄(おんなころしあぶらじごく)

あげたらきりがないですね。

藁にもすがる獣たち』ももう少し、獣たちの物語を丹念に描いていたら、もう少し趣の深い作品になったと思うのですが。

そのあたりが、物足りないですね

映画『藁にもすがる獣たち』の一場面

人生なにが待ち受けているかわかりませんが

できることは、欲に振り回されないという事でしょうか。

言うのは簡単ですが。

若い人と年寄りでは、欲の度合いも違うでしょから。

年齢にかかわりなく強欲な者もおりますが。

まあ、身の丈に合った生活に満足するということで。

以前政治家が「身の丈に合った」と国民に説いてヒンシュクを買った事がありましたが。

人(政治家)から、言われたくないですよね。

でも、言葉としては、いい言葉だと思います。

自分の懐とよく相談して、決して欲をかかず、自分にある分でことに及んでおれば、間違いはないかと。

しかし、そこが難しいのが人間。

ですから、遠い昔から、現代に至るまで、物語の題材となるわけで。

人間とは、悩ましいですね。

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