『しあわせな選択』エンターテイメントとは言えない玄人受けする映画

『しあわせな選択』ポスター 未分類

ーネタバレを含みますー

久しぶりの韓国映画は、来たるべき未来の人となりを暗示させてくれた。21世紀をかつて予想した映画やアニメを振り返れば、当たっていることもあるし未だそうならずということも、ただあの頃は明るい未来を予測できたんだけど、どうもそうはなりそうにない様で。

どっかで見たことあるな

鑑賞して行くとそんな気分に

別に原作読んだわけではないのに

なんと言いますか

全体的に凝った作り

セリフは、その時の発信者のパッションにまかせて

あっち行ったりこっち行ったり。

そう思い出した

つかこうへいの「熱海殺人事件 売春捜査官」見たときだ。

つかの舞台は、彼のあらゆるパッション(情熱)を繰り出してくる。

時には劇と関係ない、自らの在日としてのアイデンティティーだったり

溢れんばかりの欲情だったり

それは、舞台としては劇的空間を支配する斬新さを感じた。

ただ、映像となると

玄人好みの作品かなと思ってしまう。

漁師

紙という最も今の時代に隅っこに追いやられた業界

そんな業界がテーマというのも最初はどうなんだろうと思ったんだけど

ラストで、その疑問は払拭された。

ホワイトカラーが、AIの出現で職を失い

やがてブルーカラーの領域にも

そんな時代、私達はどうしたら。

労働の意味は

生活は

学歴やスキルはもういらないのか。

色々と世間では、そんな時代を論じあっている昨今だけど

人が、人としての営みに意味がなくなってしまうのか。

考えてもどうしようもないのだけど

それでも、そんな私を置いてきぼりにして世の中は進んでいってしまう。

その時はその時だと腹をくくるか

それでも自分は勝ち組になる努力をするか。

なんか答えの出ない混沌とした時代がやって来るようで。

映画『しあわせな選択』公式サイト:https://nootherchoice.jp/

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