「新宿シネマアートハードコア傑作選」前回好評で、今回も二匹目のどじょうを狙ってではありませんが、いいですねこういう硬派な映画好きです。ヒューマニズムに流されるわけもなく只々ハードな世界を描ききる、まあそこまで完璧は求めませんが、続けてほしい企画です。
暗黒街のエネルギー
これが魅力的だよね
まさに人間の性、欲望、貧困
あらゆる負のエネルギー満載
そして、そこで繰り広げられる人間ドラマ。
映画の題材が豊富だよな。
今の時代との違いは、インターネット
これにつきるかな
今は、知りたいことはリアルタイムに調べられる時代。
当時は、海の向こうのことなどたまに聞こえてくるぐらい。
だから、映画の持つ力はつよかった。
また、興奮もした。

白人と黒人という対立軸
『夜の大捜査線』とか『招かざる客』とか
当時の作品は、白人と黒人、人種差別という大きなキーワードがあって
映画で、それを乗り越えてたがいに心触れ合うというパターンがあった。
マーティン・ルーサー・キングの公民権運動を反映した、時代の空気だったんだろうな
もちろんこの映画にも
今は、白人、黒人、多種多様な移民のコミュニティーがあって。
簡単な図式にできない
日本とてこの波には逆らえない。
「ハードコア傑作選」
まさにエネルギーを充満させた作品に出会えるのがうれしい
そう、時代が大きくうねっていたし
そんな時代の空気を映画人が切り取ったし
リアルタイムではないにしろ
むしろその時間差が、微妙に冷静な思考を作ってくれた。
さあ、今の世界をどうとらえたらいいんだろう。
そんな気分にさせられた
瞬時に情報が世界を駆け巡り
瞬時に判断し
瞬時に発信する
正しいことも間違いも簡単に文字化されてしまう。
フィルターを通す時間さえない
危うい方向に行かなければよいのだが。
ギャングのボスをみていると
誰か思い出す
そう、トランプさんだよね
因縁の付け方とか、言葉使いとかよく似ている
というか、ああいう界隈の話し言葉なんだろうけど
いいんですか、そんな方が大統領やっていて
人の国のことは言えないけど。
我が国とて、選挙では、嘘とデマがとびかい。
なんか知らぬ間に思考が停止してしまう人の続出。
そう、何となくこっちでいいかな
まあ行った先のことは、どうなろうと自分の責任。
日本の大きな転換期なんでしょうね。
なんか、このアナログな映画に懐かしさと今日との違い。
そして、先行きのわからない日本を危惧してしまう。
映画『110番外交差点』関連サイト:https://www.cinemart.co.jp/theater/shinjuku/movie/002498.htmlhttps://www.cinemart.co.jp/theater/shinjuku/movie/002498.html


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