ーネタバレを含みますー
母と娘二人の3人家族、決して裕福ではないし母は人がいいんだけど、男運がないし。そんな心優しさが娘二人にも。ホームドラマならほのぼのした展開でよしよしとなるところ、そうはならない現実の厳しさ。でも、たくましい諦めない、思わず応援したくなる。
母と娘二人の夜店の食堂
祭り時の露店ではなくて
巨大なスーパーマーケットが、平面に広がっている感じ
一軒一軒が個人商店で
食料品から雑貨まで、なんでも揃っている
ものすごい数のバイク
車道にはバイク専用レーンも
なんだろうこの活力は
かつての日本高度成長期にあったような
そんな、夜店で食堂を営む母と娘二人
男性優位社会の悲しさを背負って
長女イーアン頭がいいのに、経済的理由で大学には行けなかった
思いの人生を描けなかった無念さが伝わる。
母親シーフェンは、男運のなさを引きずって、今は母子家庭
子役のイージン役の少女が、秀逸
自然な表情が、可愛らしい
こんな、家族三人がそうそう楽に生きていかれるはずがない。
まさに、いろんなドラマが台湾の夜市屋台を舞台に生き生きと
イーアンの店の隣で雑貨屋を開く独身男性ジョニーの優しさが、心憎い
生身の人間を自然にさらけ出す
性的描写も含めて
人間という生き物の欲望、欲求
それらを普通に描いて
開放的にすら感じる
だけど、損をするのはいつも女性
そうとは限らないけど
この親子は、男に優しい
ああ、世の中にはもっと悪もいるのに
根源的なところでいい人たちなんだ
そこに、偶然にもいい人のジョニーがからんできたり
いい人といい人達のお話なんてできすぎてると、思いがち
だけど、この映画は、それが不自然ではない
それどころか、まさにひたむきに生きる力が活力となって伝わってくる。
台湾に行ってみたい。
そう思わせる、作品。
映画『左利きの少女』公式サイト:https://cinema.starcat.co.jp/left-handed-girl


コメント