日本映画『カゾクデッサン』これを映像で描く必要があるのだろうか。

映画『カゾクデッサン』のチラシポスター映画館
映画『カゾクデッサン』の上映館のロビーの寄せ書き

描かれているのは、本当にデッサン

コロナウィルスの最中であったが、2020.04.02 新宿のk’sシネマにてみました。

感染が怖かったのですが、たまるストレスに勝てず、鑑賞しました。

観客も私を含めて2人

仕方がないとはいえ、ミニシアターのこれからが心配になります

肝心の映画の内容ですが、残念ながら観客数に比例した寂しい内容でした。

タイトルにあるように、家族の心模様が描かれているのですが。

その一人一人の心のひだまで描けてない。

残念な作品です。

日本映画には、小津安二郎監督という巨匠がいましたが、彼も多くの日本の家族というものを描いてきました。

海外でもその作品は高く評価されました。

それは、一人一人の心の有り様を丁寧にスクリーンに再現したことです

ですから、見る者にとっては一人一人の心になって作品を鑑賞し、微妙な心の動きを感じられたものです。

しかし、本作品には、そこまでの深さを感じません。

見てる方からすると、まあ人生長くやっていれば、この作品の家族の様な出来事に遭遇うすることもあるだろうな、ぐらいにしか感じないんです。

まさに、作品自体が題名にあるように家族のデッサンであり、それ以上でも以下でもないんです。

だから、この作品をわざわざ映像にする意味があるのだろうかと思ってしまいます。

映画『カゾクデッサン』のチラシ

この作品で世界と渡り合えるだろうか。

隣国、韓国映画界の活躍をみるとそんな気持ちがわいてきます。

最近の日本映画をみてると、こじんまりとした私的な作品や劇画的な作品ばかりで、あまり興味がわきません。

『世界に一つだけの花』の歌詞にあるように、’ひとつひとつ違った根を持つ、その花を咲かせることだけ、一所懸命なればいい’的作品ばかりでつまらないです。

時代を反映してるのでしょうか、

しかし、これだけ国際化の進んだ社会です、もっと広い視野でダイナミックな作品が出てくることも望みます。

我々は、何処へ行こうとしてるのか、何処へ行くべきなのか、そんな思いの詰まった作品の登場を待ちわびてます。

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