人間が悪に染まって行く過程が見事に描かれている『ロンリーハート』

映画『ロンリーハート』のチラシポスター映画館

2006年米国作映画『ロンリーハート』

アメリカ合衆国に実在した殺人鬼カップル、レイモンド・フェルナンデスとマーサ・ベックそして彼らを追う刑事エルマー・C・ロビンソンをモデルに作られている。

まさにその出来映えは、一級品で、見事なサスペンス作品に出来上がっている。

とくに、冴えない詐欺師でしかなかったレイモンドがマーサと出会うことで、豹変して行く様がなんとも言えない。

悪女の典型マーサ

詐欺師とわかりながら、レイモンドから離れないマーサが不気味である。

一度狙いを定めたらそこからは逃れられない恐怖を感じる

そういう意味では、マーサと出会わなければ、レイモンドはチンケな詐欺師として終わったのかもしれない。

まさに、マイナスとマイナスが出会いその威力が倍増いや何倍にも膨らんで行く様を映像は、描き出している。

まさに、マーサ役のサルマ・ハエックは見事にハマった。

人間の孤独にすきあらば忍びよってくる詐欺師レイモンドも

刑事役のジョン・トラボルタに貫禄

1977年の『サタデー・ナイト・フィーバー』で一躍スターに躍り出たトラボルタ。

今回の作品でも健在ぶりを見事に見せてその存在感を示してくれた。

犯人をしぶとく追いかけ追い詰めて行く姿、心情を私生活を絡めて、一人の刑事としての執念を演じてくれた。

作者、監督、俳優、スタッフあらゆる条件が整うといい作品ができることをあらためて感じました。

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