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『悪なき殺人』悪意のない殺人などあろうはずがない、でいてこの邦題。

偶然というキーワードで展開する新しい感覚の映画、そう表現するのが当たっているのかな。何が正しくて、何が間違っているのか、そんな問題ではない、ただ、偶然が生み出すストーリーの展開を楽しむのが、正解なのかな。
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映画『馬喰一代』1951年製作、三船敏郎、京マチ子これこそ日本映画

舞台俳優、舞台女優なんて言葉が死語になってしまった現代。もはや、往年の役者の演技を求めることは出来ないのでしょうか、そんな寂しい思いを埋めてくれるのが、往年の日本映画の名作たち。やはり、今見ると大げさな芝居がかった演技もいいものはいいんです。
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『ダーク・アンド・ウィケッド』悪魔は人間の心が生み出すものなのか

誰の仕業なのか、説明のつかない恐怖と出来事。そして、結末は。映画『ダーク・アンド・ウィケッド』はそんな、アメリカンホラーの原点とも言える悪魔が主題です。もちろんその正体は本当なのかはたまた幻想なのか、はっきりしないまま戦慄のラストへと。
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命を削り絞り出すロック『kocorono』ひたむきにロックする

北海道から出てくるロックバンドがメジャーになることがままある、このドキュメンタリー映画『kocorono』のbloodthirsty butchersもその一つ。おおよそ都会のグループでは出せないようなダイナミックで独創的な演奏をする。
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国立映画アーカイブNFAJコレクション、『妻として女として』

国立映画アーカイブで今年から始まった企画、週末金土日に所蔵コレクションからのセレクション、毎週ではないので期間は要注意ですが、日本映画黄金期の名作にスクリーンでおめにかかれるのは嬉しい限り。今回は成瀬巳喜男の作品から『妻として女として』。
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映画『マリグナント狂暴な悪夢』おちおち寝てもいられない

誰でも子供のころ、夢と現実の区別がつかず苦しんだことがあるのでは、それが、あなたの恐怖の原点だとしたら。そんな、ホラー映画の王道とも言える展開を楽しめる『マリグナント狂暴な悪夢』。まあ、それを楽しめるかあまりにも真に受けて、怖くなってしまうか。
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没後40年 映画監督 五所平之助 国立アーカイブスでその作品を楽しむ

国立アーカイブスで開催された映画監督五所平之助特集から2作品を紹介いたします。日本映画界の黄金期の巨匠監督でありその後のテレビドラマにも大きな影響を与えた五所平之助。その足跡をたどってみるのはいかがでしょうか。
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細野晴臣ライブインニューヨーク2019『SAYONARA AMERICA』

ああ、こんな日があったんんだと、懐かしささえ覚えてしまう。2019年の細野晴臣のニューヨークライブ『SAYONARA AMERICA』細野のアメリカンオールドミュージックに対する感謝の気持ちが、伝わってくるライブ。こんな自由な空間も、間もなく戻ってくるかもしれない。
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『MONOSU 猿と呼ばれしものたち』わかる人にはわかるのかな

渋谷のシアターイメージフォーラムという、ちょっと変わった作品を上映する劇場でのロードショー。当然ながらちょっと変わった作品で、ヒットはしないだろうなというのが『MONOSU 猿と呼ばれしものたち』。さてどんな作品なんでしょう。
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『ボクたちはみんな大人になれなかった』2021年公開の日本映画ではNO.1

森山未来の主演の映画が面白い。不器用だけどひたむきに生きるそんな役どころがとてもあっている。2020年の『アンダードッグ』、そして2021年の『ボクたちはみな大人になれなかった』どちらもいい。『ボクたちはみな....』は映画でコロナ禍を上手く使ってる。