映画館 台湾の底辺で生きる家族『よいこの殺人犯』生きずらさを抱える若者 社会が余裕をなくしていった時、そのしわ寄せを受ける側が生まれてしまう。いわゆる負け組と言われる側だろか。しかしよく考えてみよう勝ち組と言われる人もまた何らかのプレッシャーを感じてるはずだ。そんな社会になってしまった現代を嘆くより、できることがあるのでは。 2021.11.13 映画館
映画館 映画『ハロウィン KILLS』に見る、ハロウィンの正しいすごし方 元ネタは1978年のジョン・カーペンター監督の『ハロウィン』その続編にあたるのが、デヴィッド・ゴードン・グリーンの『ハロウィン』(2018年)。そして、今回はその続編にあたる『ハロウィン KILLS』回りくどいですが、浮かれてはいけないハロウィン。 2021.11.12 映画館
映画館 中国エンターテイメント映画のはてな?『狂暴家族』『唐人街探偵』 池袋新文芸坐での中国エンターテイメント映画の二本立て、『共謀家族』『唐人街探偵 東京ISSION』どちらもそれなりにヒットした中国映画なのですが、舞台が中国ではないんですよね、人の家の軒先借りてではないですが、好き勝手に描くのはいかがなものでしょう。 2021.11.08 映画館
映画館 いいのか悪いのか、所詮ファンタジーなのか『スウィート・シング』 アメリカインディーズ映画界の雄、アレクサンダー・ロックウェルの25年ぶりの日本公開の新作。触れ込みはかなり派手なんですが、中身がいまいち自分には合わないと言いますか、何処か別世界のお話のような気がして。 2021.11.01 映画館
映画館 Amazonプライムビデオで見る日本の名画『父ありき』小津安二郎監督 世界的な巨匠映画監督 小津安二郎、戦前の作品『父ありき』いつの間にか引き込まれる、小津ワールド。今回も見事にやられた感じです。小津の描く日本人って物凄く理想的な均整の取れた、感情の起伏を持った人が出てくるんだけど。そんな人って一部なんだよな。 2021.10.30 映画館
映画館 Amazonプライムビデオで見る日本の名画『すっ飛び駕』おすすめ 意外と渋い作品が見つかる Amazonプライムビデオで発見した日本映画旧作。 1952年製作、監督マキノ雅弘、大映映画配給の白黒作品です。 歌舞伎の演目『天衣紛上野初花(あまにまごううえのはつはな)』を下敷きにした物語です。 江戸城で大名や... 2021.10.29 映画館
映画館 切なさを描く鬼才柳町光男監督『さらば愛しき大地』 日本の村社会 人間は平等だと言う、しかし決してそうとは言えない。育った境遇や育てられ方で差が出てくる。だから、この作品の主人公に共感する人はそう多くないような気がする。 2021.10.25 映画館
映画館 出口のない鬱屈感を描く『十九歳の地図』柳町光男監督 今よみがえる 先が見えない時、人は閉塞感を感じる。それは、今も昔も変わらぬこと。しかし、それを映画作品として表現するのは、難しい。柳田光男監督の1979年作品『十九歳の地図』は、見事に描いている。なぜか、現代の私達の境遇に妙にマッチする。 2021.10.24 映画館
映画館 全米初登場第1位『キャシュトラック』出だしは緊張感あっていいんだけどね それなりの主演俳優、製作人という触れ込みなんですが、残念ながら期待外れ、117分の上映時間の割には、何処か間延びした、消化不良なできが残念です。出だしは、期待させてくれるのですが。 2021.10.19 映画館
映画館 日本人の信仰の原型かくありなん『神々の深き欲望』1968年製作 南海の孤島で繰り広げられる、人々の生と性。そこに深くかかわる土着の信仰。それらがスクリーンに175分間にわたり延々と描かれます。まさに日本人の信仰の原型を見る思いでしょうか。 2021.10.15 映画館