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もはや映画の中でしかありえない父親の復権か『Mr.ノーバディー』

60'sのナンバーにのせて、うだつが上がらない父親が水戸黄門様のごとく暴れ回る、痛快アクション映画『Mr.ノーバディー』。アメリカのお父さん達も、もはや家庭内ではその存在感や居場所も危ういのでしょか、せめて映画の中だけでも、ジョン・ウェインの様に。
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『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』クライシスムービー期待したのですが

前作『クワイエット・プレイス』の続編、音を立てるお襲ってくるエイリアンに乗っ取られた地球で生き延びる一家の物語。いよいよエイリアンとの対決の場面を迎えます。クライシスムービーの秀作となるか、ただの怪獣映画で終わってしまうか、見てのお楽しみ。
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残念もうあと少しで傑作になったのに『クローブヒッチ・キラー』

スティーブン・キング作品を彷彿させる内容で期待を持たせてくれるのですが、残念ながらそこまでの完成度はない残念な作品です。
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映画『アオラレ』車社会が生んだ弊害か、人間の持つ愚かさの象徴か

忙しくなるばかりの現代人、そんな日常に潜む危険を感じさせてくれます。ときに日本でも昨今問題となる「煽り運転」。他人ごとではありません、今に始まったことではないのですが、君子危うきに近寄らず、いかに危険を回避するか考えてみては。
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プロレス デスマッチと言う世界で生きるプロレスラー『狂猿』

コロナ禍で苦闘するプロレスラー「葛西純」、彼がカリスマと呼ばれるそのリングスタイルはデスマッチ。そのあまりにの過激さに思わず目を背けてしまうのですが、その世界に全てを掛けている姿を描いた映像『狂猿』。あなたは、これを見てなにを感じますか。
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『アメリカン・ユートピア』トーキングヘッズのディヴィッド・バーン

アメリカらしくないバンドといったら失礼でしょうか、1980年代に活躍した「トーキングヘッズ」のリーダー、ディヴィッド・バーンの2019年のブロードウェイのショーを贅沢にもスパイク・リーが映像化いたしました。ファッショナブルという形容がピッタリです。
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映画『街の上で』若者に人気の街下北沢が舞台なんですが、不自然さが

若者の街、サブカルチャーの発信地下北沢。主人公は、そこの古着屋で働きながら日々の生活を送る。なにか彼に目標や野望があるわけではなく、ただなんとなく生きている。そんな日常を追いかけた作品。下北沢でなくてもいいのでは、と嫌味を言ってみたくなります。
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『ザ・バッド・ガイズ』韓国映画 マ・ドンソク大暴れ興行収入1位獲得

元気いっぱいの韓国映画、今回も『ザ・バッド・ガイズ』が公開されました。国をあげてのバックアップ、先細り感の漂う日本映画界には、うらやましい限りです。
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SNSの世界の狂気 映画『スプリー』 でも笑えない仮想現実

SNSで多くの視聴者を集めようと、配信内容がどんどんエスカレートしてゆく。そんな、愚かな行為が当たり前の様におこなわれているネット社会。なんか間違っているよなと思いつつもその罠に落ちて行く危険性を感じてしまうのですが。
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『ハイゼ家百年』旧東ドイツの映像作家トーマス・ハイゼによるドキュメンタリー

3時間38分が長すぎると感じさせないドキュメンタリー映画です。普段私たちの馴染みのない東ヨーロッパ、それも旧東ドイツの今昔、ある一家の百年、そう書くと退屈しそうですが。そこは魔術師な製作者の手でこの上もなく上手く料理されております。