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映画『ライドライクアガール』

オーストラリアの女性騎手ミッシェル・ペインの物語、そのひたむきな姿は生きる者に元気をくれます。確かに競馬はギャンブルでもありそこには人知れぬ闇というのも存在しますが、映画のラストメルボルンカップの渾身を込めた彼女の騎乗に拍手を送りましょう。
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図書館=文化。映画『パブリック図書館の奇跡』に見る図書館の役割。

映画『パブリック図書館の奇跡』を通じて、図書館のもつ意味合いとは。またアメリカ文化の中でその果たす役割の大きさを改めて考えさせてくれる作品です。方や日本の図書館をかえりみて、私達の生活をより文化的に豊かにしてくれる方向性を教えてくれます。
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映画『その手に触れるまで』

原理的イスラム教の不気味な広がりをベルギーのある家庭を通して描いた作品『その手に触れるまで』。子供がその標的とされるヨーロッパの現実、人種のモザイク、あらゆる問題が作品のなかにちりばめられております。かえりみて日本はいつまで部外者でいられるのでしょうか。
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異常者の立場から描れた珍しい作品『アングスト(不安)』上映禁止

性的サディズムが異常に強く行動に移してしまった事件を、その当事者の心理状態や本人の言葉を用いて描いた『アングスト/不安』は、各国で上映禁止になるなど物議をかもした作品ですが、完成から40年近くの月日を経て今回公開されました。異常者の世界とは。
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第二次世界大戦と真摯に向き合うドイツから届いた映画『コリーニ事件』

戦争には正義はないと改めて考えさせられる作品です。『コリーニ事件』はいまなお先の大戦と真摯に向き合うドイツ社会の姿が描かれております。かたや我が国はどうでしょうか、喉元過ぎれば熱さを忘れるではないかと、残念な風潮です今一度考えてみましょう。
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黒人が一人も出てこない不思議な作品『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

1960年代のカウンターカルチャー、当時のアメリカ社会の様子を思い出したい方には最適の作品かと。ただ白人社会の絶頂期でもあり、この後、黒人の地位が少しづつ向上し、逆に白人社会は中流層といわれる人達が消滅して行くのですが、その分岐点のころです。
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同性愛の少年の苦悩を描く『ある少年の告白』アメリカらしい問題提起

アメリカと言うと、革新的で現代的社会と我々は考えてしまいますが、本当はかなり保守的な国なんですね。映画『ある少年の告白』という作品は、同性愛に悩む少年の姿を通して、実はアメリカという国はこんなところだったんだよという事を教えてくれます。
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『悪の偶像』韓国映画お得意の悪のオンパレードあなたは耐えられますか

マーティンスコセッシ監督絶賛の韓国映画『悪の偶像』題材にもあるように一つの罪から始まった出来事が、新たな罪を生みさらにそこに別の罪が絡み合ってくるという複雑な作品ですが、見事に映像作品として成功しているのではないでしょうか、韓国映画の底力です。
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映画『SKINスキン』白人至上主義の過激な集団から見たアメリカ

映画『SKINスキン』白人至上主義の過激グループとは、作品を通してなぜトランプ政権が誕生したのか、白人社会の不満の矛先はどこへ向かうのか、そんなことを考えさせてくれます。現代病める大国を悩ますプアホワイトのその過激なグループの実態に迫ります。
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映画『レッド・ライト』オカルト映画とバカにしてはいけません。

映画『レッド・ライト』科学者と超能力者の戦いをとくとご覧あれ。ロバート・デニーロ、シガニー・ウィバーの共演が嬉しいですね。超能力やオカルトの起源は古くそれは聖書に出てくるいわゆる悪魔の存在なのですが、そのあたりを解説して行きますお付き合いください。