歌舞伎・お芝居の世界

国立劇場 歌舞伎公演10月 待ちに待った歌舞伎公演再開舞台の見どころ

再開となった国立劇場歌舞伎公演10月にまいりました。今回は贔屓の松本幸四郎の出る第一部の観劇です。コロナ禍ということもあり手探り感は否めなく、それが歌舞伎の華やかさと相容れないのが寂しいところですが、しばらくは、様子をみながらでしょうか。
お散歩びより

GO TO 秩父 日帰り武甲温泉でのんびり過ごす

季節の移り変わりがイマイチはっきりしない今日このごろ、秩父武甲温泉を目指し寺坂棚田を経由して訪ねてみました。季節はゆっくりですが秋の訪れを告げる秩父路、垂れ下がった稲穂に実りの秋を感じつつ温泉を楽しんでみました。
映画館

『異端の鳥』悪意と暴力、剥きだしの性がこれほどまでに描かれるとは

戦争は如何に人々の心をすさんだものにするか、そしてそこに反ユダヤ主義というヨーロッパで連綿として続く負の遺産が加わるとどんなに悲惨な光景になるか、この作品は描き切っております。作品は小説の映画化ですが、人間の悪、悪意、剥き出しの性をえぐりり出してます
映画館

『mid90s ミッドナインティーズ』大人の入り口での戸惑い

1990年代ロサンゼルスでスケボーに夢中になる13歳の少年の青春映画、やがて大人になる前での好奇心や苛立ち、スケボー仲間の年長者がグループ最年少の主人公をなにかと面倒見てやる姿が、なかなかほっとさせてくれます。自らの青春と比べてみてはいかが。
映画館

『みかんの丘』静かだが、力強い反戦映画、複雑な民族対立

2013年エストニア、ジョージア(グルジア)合作映画『みかんの丘』、ジョージア国の同地域内のアブハジアの独立を巡る紛争を描いた作品です。派手な戦闘シーンもなく淡々と描かれているのですが、はっきりとした反戦えのメッセージが込められております。
映画館

台湾映画の名作『バナナパラダイス』が遂に公開されました。

台湾の名匠ワン・トン監督の名作『バナナパラダイス』が、2020台湾巨匠傑作選2020と銘打って新宿K´sシネマにて上映されております。台湾という国の歴史そしてそこに生きる人々の鼓動が聞こえてくる作品です、歴史の中で大きく揺れ動く国と個人DVD化が待ち望まれます。
映画館

韓国映画の金字塔『ペパーミントキャンディー』歴史に翻弄された主人公

韓国民主化の激動の時代に翻弄された一人の男を通して、見事に韓国社会というものをスクリーンに再現した伝説の傑作『ペパーミントキャンディー』。なかなか鑑賞する機会に恵まれなかったのですが、動画配信サービスでみ見ることが出来るようになりました。
映画館

検証 新宿武蔵野館スクリーン1が如何に見ずらいか、これで封切館?

ミニシアターとして、大手では取り上げない良質な作品を多く手掛ける新宿武蔵野館。その歴史は100年と正に日本映画館を代表するような劇場なのですが、残念ながら決して見やすい劇場ではありません、前列の人の頭がスクリーンにかかることも度々。
映画館

ディアオ・イーナン監督の話題作『鵞鳥湖の夜』、アートな作品です。

ハリウッドに迫るほどの映画大国となった中国、そこからは常に新しい人材が世に出てきます。ディアオ・イーナン監督もその一人で2019年カンヌ映画祭で話題となった『鵞鳥湖の夜』が封切られました。ストーリーが分かりずらいのは、映像美を優先した結果かな。
映画館

台湾映画傑作選『牯嶺街(クーリンチエ)少年殺人事件』なぜ少年は?

エドワード・ヤン監督の大作『牯嶺街(クーリンチエ)少年殺人事件』新宿K´sシネマ台湾映画傑作選にて鑑賞いたしました。上映時間3時間56分見応えのある作品ですが、時代背景など多少の予備知識も必要かと感じました。余裕のある時の鑑賞をお勧めします。