映画館 『ベテラン』韓国映画の底力見せてくれます、現代社会の闇が深々と インターネット便利さの代償に私達は、悪魔の道具を手に入れてしまったのかもしれない。目に見えないバーチャルな世界のやり取りが、リアルな世界に紛れ込んでくる。どこまでが虚構で、どこからか真実なのか、もはやわからなくなってしまった。 2025.05.10 映画館
映画館 『アマチュア』ついて行くだけで精一杯の映画 三十年前の自分が、この映画を見ていたら、何をやっているのかついていけなかっただろうな。そのくらい、ネットとその周辺の技術の進歩は、凄まじい。なんとか映画の内容にも現代ツールにもついていこうとするのですが、ふっともういいやとも思ってしまうのです。 2025.05.05 映画館未分類
映画館 映画『天国の日々』なんとも皮肉なタイトルと贅沢な映像美のアンバランス 贅沢という言葉しか浮かばない、こだわりの映像美に仕上げた作品『天国の日々』。でもどうしても『風と共に去りぬ』を思い出し比べてしまう。あまり意味のないこととは思いつつも、両作品に共通するのは、製作にたいするこだわりだろうか。 2025.04.12 映画館
映画館 『ジェリーの災難』独居老人にふりかかる悲劇これからも増えるだろう 日本での特殊詐欺の被害額は、2024年度で約450億円。とんでもない数字だ、とくにお年寄りの被害が深刻だと、この映画を見ているとしみじみと思ってしまう。いつの時代もなくならないであろう詐欺、自分だけは大丈夫だと思わず、一人だけで大きな決断をしないことだ。 2025.04.06 映画館
映画館 『教皇選挙』義人はいないと聖書では説いてますが、まさに地でゆく。 人間は、所詮どこまで行っても人間にすぎない、そんな言葉が聞こえてきそうな作品です。それでも前へ進まなければならない、決まらない教皇に監督の出した答えは、一つの方向性を示したのでは。 2025.03.30 映画館
映画館 『ケナは韓国が嫌いで』想像だけど、生きづらい国なんだろうなとふと ある意味モラトリアム映画だろうか、若いうちは大いにあっていいと思います。ただ、日本社会は、新卒カードという言葉があるように、やり直したり遠回りすると就職には不利になるのも確か、このあたりが難しいなと思うんだけど、選択はあくまでも本人だからな 2025.03.16 映画館
映画館 『おんどりの鳴く前に』最初このタイトルの意味することが、わからなかった ふとしたことで、今まで目をつむっていた不条理に我慢ならなくなるときがある。その時不条理に立ち向かうか、目をつむるか、そんな経験人生にありませんか。そこまで大げさではないけど、それに近いことはあるはず、そんな時にどんな行動と取るだろうか。 2025.03.09 映画館
映画館 『みんな笑え』芸人の悲しさ、それは人間そのもの人間らしい笑いと涙 映画『みんな笑え』人間の弱さが、とことん描かれている、そこがいい、。本来人間は弱いものだから、そこを虚勢はって生きる人間のいかに多いことか。「皆さん肩の力抜きなさいよ」そんなセリフが、聞こえてきそうなとても素敵な作品、明日が開けてくる気分にさせてくれる。 2025.03.01 映画館
歌舞伎・お芝居の世界 二月大歌舞伎『阿古屋』雑感、坂東玉三郎の頂点 松竹歌舞伎座二月大歌舞伎『壇浦兜軍記~阿古屋』もはや坂東玉三郎でこの芝居を見ることはできないだろうな、そう思っていたので、観劇できたのは幸せだった。一人の役者を50年見続けられたこと。そして、その役者の至高の芸に触れられたことに感慨深い。 2025.02.17 歌舞伎・お芝居の世界
未分類 『リアル・ペイン~心の旅~』大人になりきれない大人の物語に付きあう ポーランドってなんて美しい国なんだろう、『リアル・ペイン心の旅』では、そう思ってしまう。旅を通じた大人になる旅なんでしょうか、子供のままで大人になってしまった40男のお話です。けっしてイスラエル人の過去の悲惨な歴史との関係を探ることのないように。 2025.02.06 未分類