映画館映画『首』題名からして、ピンとこなかったけれど、観客の反応ももう一つ 北野武監督の考える戦国時代劇『首』、時代をリードしてきた北野監督も御年76歳、まだまだやる気があるのはわかりますが、そろそろ円熟期に入った作品が見たかったのですが。まだまだ時代の先端でいたいようですね。この人らしいと言えばそれまでですが。2023.11.28映画館
映画館映画『モナリザアンドザブラッドムーン』シリーズ化もありの傑作かも 『モナリザアンドザブラッドムーン』期待しなかった映画が、意外とツボにはまってた時って、なんか得した気分になりますよね。精神病院から脱走した少女が、弱者の味方となって大暴れ、まるでありえないんだけどなんだか共感してしまう、そんな不思議な映画。2023.11.20映画館
映画館映画『理想郷』夢に見た田舎暮らしの愚かしさの教科書のような作品 のんびりと田舎暮し、子供をのびのび育てよう。そんなキャッチフレーズに、だまされてませんか。あこがれと現実は、当たり前ですが違います。戦後民主主義は、人間味な平等だと説きます、まずそこを疑ってみましょう、そうでないとこの映画のような悲劇が。2023.11.07映画館
映画館『キラーズオブザフラワームーン』ディカプリオは、適役だったか。 これぞ映画の本道『キラーオブザフラワームーン』、マーティン・スコセッシ、ロバート・デニーロ、レオナルド・ディカプリオの真剣勝負。映画はこうでなくちゃって思うのは私だけでしょうか。でも、小手先のごまかしも奇をてらった演出もない、いいですよね。2023.10.23映画館
映画館奇想天外映画祭2023『子供たちをよろしく』 奇想天外映画祭2023『子供たちをよろしく』、1980年代のアメリカシアトルという大都会なのに、これがアメリカの現実なんだなと、いまだって基本的には国のありかたはそんなに変わらない。そうアメリカに対する幻想を打ち砕いてくれる作品だと思う。2023.10.16映画館
映画館大森一樹という監督がいました。今あの時代をふりかえる国立アーカイブ 『ぴあフィルムフェスティバル2023』国立アーカイブのおなじみのイベント、映画好きにはバイブル的便利な情報誌だった「ぴあ」いまも電子版が、ホソボソと営業しているんですが、かつての70~80年代のサブカルチャーをリードしていた面影はなくなって...2023.10.12映画館
未分類映画『ダンサーインPARIS』なんかできすぎたお話と思うのは私だけ フランスは、自由の国なんて思ってしまうのですが、なんと言ってもフランス革命から始まる自由主義発祥の地とも。でもね、実際には、家柄を重んじるお国、いくらお金持ちでもだめ。そんな中でのバレエのプリマドンナのお話。額面通りには受け取れないのですが。2023.09.25未分類
映画館映画『スイート・マイホーム』家を建てるのは、お金持ちのすること。 映画『スイート・マイホーム』念願かなってマイホームを手に入れる。その人にとっては人生の一大イベントですね。しかし、そこには大きなリスクがあることをユメユメお忘れなく。いろんなリスクを一つの出来事にまとめた作品でしょうか、持ち家なんてやめまし...2023.09.19映画館
映画館『福田村事件』都合のいいように変えられる、都合の悪い過去を消し去る まさに、人間の愚かさが凝縮したかのような映画『福田村事件』。出来事は、関東大震災の大正期だけど、いまだってたいしてかわらない。人間の本質なんて今も昔も同じだ。だから、同じ過ちを繰り返さないためには、過去の出来事の正しい認識が必要となる。2023.09.11映画館
歌舞伎・お芝居の世界早稲田大学劇研 新人試演会 枠の中から飛び出せない管理された若者 自由を叫びながら自由ではない、自由を希求するのは昔も今も若者の特権か。早稲田大学劇研新人試演会で、そう感じた。自由は、自分と向き合うことでしか手に入らない、孤独と自分探し、これはセットだ。ただ、管理された大学、空間でそれは叶わぬ夢でしかない。2023.09.07歌舞伎・お芝居の世界