歌舞伎・お芝居の世界

1987年結成老舗アマチュア劇団「水族館劇場」2022年5月公演

結成33年の老舗劇団、それもアングラ野外劇にこだわった貴重な存在。芝居の楽しさをまるで大道芸の延長の様に演じる劇団。理屈も何にもいらない、ただ五感を使って芝居を感じよう、叩きつける様な作者の言葉の数々に酔いしれるままにその世界を浮遊しよう。
歌舞伎・お芝居の世界

存続の危機にある「新宿末廣亭」で、勤め帰りにちょっと落語を楽しむ

日本の話芸の伝統を現在進行形で味わえる落語。日の暮れた一人寂しい夜も寄席にひとたび足を踏み入れれば、想像力を働かせた豊潤な世界と笑いが広がる。ああなんて贅沢な時間だろうか。勤め帰りの疲れた頭をほぐしてくれる空間「新宿末廣亭」いつまでも残って欲しい。
映画館

思考が幼稚化する大人たち『鋼の錬金術師 復讐者スクー』日本の今

『鋼の錬金術師 スクーの復讐』を見た、演技人もしっかりして、映像処理も申し分ない。だけど何かが足りない、そう物語としての奥行を感じないのだ。このあたりが、劇画の映画化という限界なのだろう。物語の奥行などと言う者が持貯められない時代が悲しい。
映画館

伝えたいことが空回り『生きててよかった』もう少しなんとかならないの

入場料を払って、期待してシートに座る、中々当たりの映画にあたることってないんですが、期待を裏切られると残念ですよね。封切り作品を見るときは賭けみたいなものなのですが、最近負けが多い気がするのですが、今回ももののみごとにハズレを引いてしまいました。
歌舞伎・お芝居の世界

立川流夜席 上野広小路亭初見山 日本の話芸を手軽な料金で楽しむ

時間を贅沢にゆったりと過ごす。かつての日本には、そんな生活習慣があったはずですが。あまりにも世の中に振り回されすぎてませんか、人間には人間にあった時間の過ごし方があるはず、せわしない都会の生活でもちょっと見方を変えて、別の空間で過ごしませんか。
映画館

映画監督 若松孝二『67歳の風景 若松孝二は何を見たのか』

骨のある映画監督が、いなくなってしまった。そんな昨今の日本映画の実情が悲しくなるくらい、若松孝二の存在は大きい。反体制の視点から描くその作風には、世に流されないアウトーのような魅力があった。そんな映画監督若松孝二の実像に迫る作品。
映画館

ロシア(旧ソ連)とはどんな国だったのか 『親愛なる同士たちへ』

文化的分野だけを見ると、ヨーロッパでも屈指のレベルの国と見えてしまうロシア。果たしてそうだろうか、敵対するものを力でねじ伏せる伝統的政治手法、過去の事件からもこの国の実態が見えてしまう。荒涼とした極寒の大地に住む隣人をよく観察してみよう。
映画館

日本映画ここまでお粗末でしたっけ、映画『とんび』に感じる落日の思い

原作が、重松清のベストセラー小説の映画化。鳴り物入りでの公開なんでしょうが、よくあるパターンの消化不良の駄作で終わってます。描こうとしたことが、映像になって説得力をもたない、空回りで終わってしまっています。 、
映画館

『コーダ あいのうた』いい加減この日本語タイトルなんとかなりませんか

聾啞者の4人家族の中で、唯一健聴者の主人公の高校生の長女。一家は、漁師として生計をたてるも、主人公が、彼らの生活には欠くことのできない存在。しかし、彼女にだって自分の人生の選択がある、家族のためか、自分の夢か、揺れ動く少女の選択は?
歌舞伎・お芝居の世界

上方文化よ何処に、上品で独自の味わいのある芸能の舞台を求めて

関西のお笑いと言えば、吉本の漫才だけでしょうか。いいや、豊穣なつややかさと柔らかさを兼ね備えた上方落語があります。そう、まさに上方文化ここにあり、そんな心の豊かさを満たしてくれる芸能。現代では満たしてくれる場所が減ってしまったのが、残念です。