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伝えたいことが空回り『生きててよかった』もう少しなんとかならないの

入場料を払って、期待してシートに座る、中々当たりの映画にあたることってないんですが、期待を裏切られると残念ですよね。封切り作品を見るときは賭けみたいなものなのですが、最近負けが多い気がするのですが、今回ももののみごとにハズレを引いてしまいました。
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映画監督 若松孝二『67歳の風景 若松孝二は何を見たのか』

骨のある映画監督が、いなくなってしまった。そんな昨今の日本映画の実情が悲しくなるくらい、若松孝二の存在は大きい。反体制の視点から描くその作風には、世に流されないアウトーのような魅力があった。そんな映画監督若松孝二の実像に迫る作品。
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ロシア(旧ソ連)とはどんな国だったのか 『親愛なる同士たちへ』

文化的分野だけを見ると、ヨーロッパでも屈指のレベルの国と見えてしまうロシア。果たしてそうだろうか、敵対するものを力でねじ伏せる伝統的政治手法、過去の事件からもこの国の実態が見えてしまう。荒涼とした極寒の大地に住む隣人をよく観察してみよう。
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日本映画ここまでお粗末でしたっけ、映画『とんび』に感じる落日の思い

原作が、重松清のベストセラー小説の映画化。鳴り物入りでの公開なんでしょうが、よくあるパターンの消化不良の駄作で終わってます。描こうとしたことが、映像になって説得力をもたない、空回りで終わってしまっています。 、
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『コーダ あいのうた』いい加減この日本語タイトルなんとかなりませんか

聾啞者の4人家族の中で、唯一健聴者の主人公の高校生の長女。一家は、漁師として生計をたてるも、主人公が、彼らの生活には欠くことのできない存在。しかし、彼女にだって自分の人生の選択がある、家族のためか、自分の夢か、揺れ動く少女の選択は?
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オウム問題はまだ終わっていない、荒木浩オウム真理教広報部長『A』

地下鉄サリン事件に代表される、オウム真理教の関係した事件とその後。20年以上たった今も、その被害者を始め、事件そのものとその解決にほ程遠いと感じされられます。これからもこれと類似した事件は起こるだろうなと考えるとき、ただため息ばかりが。
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『ベルファスト』幸せな幼少期を過ごした人は、豊かな感性を身に着ける

誰にも生まれ故郷はあるもの、その場所がいつまでも自分の中で、宝石の様に輝いていたら、その人の人生は幸福なものになるだろう。たとえそれが、後から作られたものであったとしても、その輝きを忘れずにいられれば、それはそれでいいことなのではないでしょうか。
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『ナイトメア・アリー』’40年代をファッショナブルに妖しく描き出す

1940年代のアメリカの見世物小屋という、それだけで興味注がれる舞台設定。流石ギレルモ・デル・トロにかかると妖しく猥雑な世界も見事にファッショナブルな舞台に。どうぞ、そんな世界をのぞき見してみてはいかがでしょうか、何か新しい発見があるかも。
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絶対的悪の前には、人間はどこまでも無力でしかない。『国葬』が明かすスターリン

スターリンを通してロシアを考える時、ただ恐怖心しか浮かばない。あの凍てつく大地、酒を飲む以外楽しみが無いのではとまで思えてしまう。それでいて、世界を二分するような超大国が生まれ、その頂点に立ったスターリン。その悪行を思い出すと、恐怖心しか浮かばない。
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自己愛と大量無差別殺人『ニトラム』がつきつける、現代への警告

大量無差別殺人を引き起こした二トラムと呼ばれる青年。典型的な自己愛型人格障害。言葉にすれば、なんか難しそうに思われるでしょうが、子供心のままで、大人になってしまったなってしまった哀れな主人公なんです。しかし、そんな人間が引き起こす事件がふえていることが問題なのです。