映画館 『アイ・ライク・ムービーズ』あるカナダの高校生の青春白書 ーネタバレを含みますー『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』青年期特有の自らの万能感を持った、ちょっと変わった高校生。社会は、そんな甘くないよと、したり顔で言いたくはない。だって、自分だって似たような所通ったよな、そんな懐... 2024.12.30 映画館
映画館 『アウトサイダー』コッポラの青春、あなたも同じですか違いますか。 フランシス・フォード・コッポラ『アウトサイダー』、アメリカの青春映画の定番的作品が、再編集版で上映されている。今も昔も多分変わらぬ青春の風景だと思いたいんだけど。今の人にはどう映るのかな。私の青春時代も映画の様にカッコイイわけではなかったですが。 2024.12.19 映画館
映画館 韓国映画『地獄でも大丈夫』どこでもいじめの構図は、かわらない。 『地獄でも大丈夫』イジメの問題は、万国共通。人間が、集団で生きていく以上なくならない。そんな人間の悲しい習性を描きながらも、絶望的にならない。この映画は、二人のイジメられっ子少女の成長期、ふたりの明るさだけがこの映画の成功ではないだろうか。 2024.12.05 映画館
映画館 映画『対外秘』汚職にまみれた政治の世界、どこにも正義がないのか どうして政治の世界は、こんなにもの悪が大手を振って歩いてる、そんな感想が漏れてきます。いや、これは韓国のはなしだから、そうでしょうか、日本だってにたりよったり。利権の絡むところにはどうしたって危うい人間がたむろする。明日の日本と照らし合わせてみよう。 2024.11.28 映画館
映画館 映画『クルージング』ゲイの世界を生々しく描いた、当時は斬新だった 1980年製作、公開当時は話題にはなったけど、興行的にはイマイチ。それもうなずける、今見ても、かなり過激な描写。男、男、男、そりゃアレルギー起こす人出るでしょう。それはさておき、内容は、十分鑑賞に耐えうる、人間の性の曖昧さと悲しさ、万国共通。 2024.11.21 映画館
映画館 『THE NOVICE ノーヴィス』完璧を求める病に侵される 映画『NOVICE ノーヴィス』両極端という言い方あるけど、まさに人生を右か左かどちらかで、生きていこうとする映画。右もあるし左もあるし、上だって下だって、360度OKだということがわからない悲劇。心の自由を獲得する人生に意義があるのですが。 2024.11.14 映画館
映画館 韓国映画『破墓』2024年韓国興行成績第一位だそうですが、どうかな 韓国映画『破墓パミョ』エンターテインメント作品なんだろうけど、どうも今ひとつ怨念のありどころがハッキリしない。年間興行成績第一位との触れ込みなんですが、それぞれの国民性の受け取り方で違ってくるのでは、『パラサイト』のような説得力を感じない。 2024.11.07 映画館
映画館 『grace』タイトルから何が読み取れるだろう、ロシア南部の人生 映画『grace』酒でも飲む以外にはなんの楽しみもない国、とても失礼な言い方をするとそんな感想を持ってしまう。世界の超大国の一端をかつては担っていたその国は、実はこんなもんだった、これもまた失礼な言葉ですね。でも映画をみた正直な感想なんです。 2024.10.27 映画館
映画館 『シビル・ウォー』説明の足りない映画、でもヒットしたんでしょ。 『シビル・ウォー』アメリカ分断の映画、本当に起こるとは思えないけど、かの国の亀裂は相当に深いんだろうなとは想像できる。二大政党による国家の舵取り、理想的なように思えて日本も目指したけど、果たしてどうかな。少数意見を組み上げることができない。 2024.10.17 映画館
映画館 『Cloud』せどりなんてせこい生き方やめろ、私の考える映画評 映画『Cloud』非正規あるいは、正社員の世界とは違う階層で生きる人々の物語。格差社会の生み出したものなのだろうか、超氷河期世代からの弊害が生んだ労働者とその後の雇用形態のいびつさが浮かび上がる。この映画は、今の時代の異形な部分を感じさせる 2024.10.13 映画館