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映画『首』題名からして、ピンとこなかったけれど、観客の反応ももう一つ

北野武監督の考える戦国時代劇『首』、時代をリードしてきた北野監督も御年76歳、まだまだやる気があるのはわかりますが、そろそろ円熟期に入った作品が見たかったのですが。まだまだ時代の先端でいたいようですね。この人らしいと言えばそれまでですが。
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映画『モナリザアンドザブラッドムーン』シリーズ化もありの傑作かも

『モナリザアンドザブラッドムーン』期待しなかった映画が、意外とツボにはまってた時って、なんか得した気分になりますよね。精神病院から脱走した少女が、弱者の味方となって大暴れ、まるでありえないんだけどなんだか共感してしまう、そんな不思議な映画。
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映画『理想郷』夢に見た田舎暮らしの愚かしさの教科書のような作品

のんびりと田舎暮し、子供をのびのび育てよう。そんなキャッチフレーズに、だまされてませんか。あこがれと現実は、当たり前ですが違います。戦後民主主義は、人間味な平等だと説きます、まずそこを疑ってみましょう、そうでないとこの映画のような悲劇が。
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『キラーズオブザフラワームーン』ディカプリオは、適役だったか。

これぞ映画の本道『キラーオブザフラワームーン』、マーティン・スコセッシ、ロバート・デニーロ、レオナルド・ディカプリオの真剣勝負。映画はこうでなくちゃって思うのは私だけでしょうか。でも、小手先のごまかしも奇をてらった演出もない、いいですよね。
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奇想天外映画祭2023『子供たちをよろしく』

奇想天外映画祭2023『子供たちをよろしく』、1980年代のアメリカシアトルという大都会なのに、これがアメリカの現実なんだなと、いまだって基本的には国のありかたはそんなに変わらない。そうアメリカに対する幻想を打ち砕いてくれる作品だと思う。
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大森一樹という監督がいました。今あの時代をふりかえる国立アーカイブ

『ぴあフィルムフェスティバル2023』国立アーカイブのおなじみのイベント、映画好きにはバイブル的便利な情報誌だった「ぴあ」いまも電子版が、ホソボソと営業しているんですが、かつての70~80年代のサブカルチャーをリードしていた面影はなくなって...
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映画『スイート・マイホーム』家を建てるのは、お金持ちのすること。

映画『スイート・マイホーム』念願かなってマイホームを手に入れる。その人にとっては人生の一大イベントですね。しかし、そこには大きなリスクがあることをユメユメお忘れなく。いろんなリスクを一つの出来事にまとめた作品でしょうか、持ち家なんてやめまし...
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『福田村事件』都合のいいように変えられる、都合の悪い過去を消し去る

まさに、人間の愚かさが凝縮したかのような映画『福田村事件』。出来事は、関東大震災の大正期だけど、いまだってたいしてかわらない。人間の本質なんて今も昔も同じだ。だから、同じ過ちを繰り返さないためには、過去の出来事の正しい認識が必要となる。
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人生は楽しいレゲエが教えるノーテンキの魅力、真似したくてもできない

人生は楽しむためにあるんだ、そう言いたげに聞こえるレゲエミューシック。映画『ルードボーイ』にはそんなメッセージが詰まってる。日本から遠く離れたアフリカの音楽でありながら、センレイされた形に変化してまたたく間に世界に広がったレゲエミュージック
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映画『イノセンツ』子供が純真なんて幻想は、早く忘れたほうがいい。

北欧発サイコスリラー『イノセンツ』、子供が純真なんて、誰が言ったのだろう。そんな言葉が、聞こえてきそうな作品です。それは、ある意味真実です。あくまで、大人になる手前の存在なのだと。ただ、大人にならずに子供のままだと、それはそれで問題なんですが。