ミニシアターの雄が泣くお粗末さ
歴史的には古い日本映画史と共に歩んだ映画館なんですが。
新宿の商店街の有志により「武蔵野館」ができたのは、1920年地上3階建て、座席数600の映画館としてスタートして、もはや100年の歴史ある映画館。
幾多の遍歴を経て、2016年に耐震耐震補強を施してリニューアルし現在の形になっております。
上映される作品は、いわゆるメジャーでは取り上げない、良質な作品を多く上映するいわゆるミニシアターと言う分類に入るかと思います。
しかし、残念ながら座席により見にくい席があるのも事実です。
特に、スクリーン1,2,3とあるなかでスクリーン1がひどすぎます。
前の席の人の頭がスクリーンにかかってしまう。
信じられないでしょうが、本当のはなしです。
他のスクリーンもそうですが、全体的に天井が低く、よって座席に段差が少ししかつけられておりません。
以前にも、見にくくて嫌な思いをしたので、チケット購入の時にどこが見やすいですか尋ねたところ。
「天井が低くスクリーンも小さいので前目のD,E,F列がお勧めです」という事で、D12を購入しました。
こんな感じで、この時は空いていて前の席に人がいなかったので、助かりましたが。
ご覧の様に、前列に人が座り頭が座席から出ると完全にスクリーンにかかってしまいます。
前列が背の高いかた、いやそんなに高くない方でも、頭が出ますので困ったものです。
他でやっていれば他の劇場を選択するのですが。
ミニシアターの上映作品は数少ない上映館しかないので。
さらに、スクリーン1は2,3に比べて座席数が多いので、封切りの最初の週に使われます。
ですから、評判のいい作品やどうしても見たい時は、できるだけ観客の少ない日や時間を選ぶようにしています。
シネコン全盛の時代、同じ料金を取っていてこれはないですよね。
以前にも、嫌な思いをして、クレームを付けた時もありましたが。
もはや諦めました。
上映が始まると、必ず何人かは、座席を移動し始めるのもおなじみの光景です。
どうしても、前列の観客の頭で悩むのなら、多少は観にくいですが、最前列を選ぶ手もあります。
しかし、お粗末ですよね、他のスクリーン2,3はここまでひどくはないですが、見やすい劇場とは言い難いです。
行く方は、くれぐれもご注意ください、チケット購入の時「前回前列の人の頭が邪魔で見にくかった、どこが見やすいですか?」と聞いて購入するのも一つの手ですが、絶対ではありません。
ミニシアターだからしょうがないのでしょうか、良質の作品を見れるだけに残念です。
あえて座席を選ぶなら、前から2列目
ここが、ベストでしょうか。
1列目は、前の人がいないので、鉄板なんですが、如何せんスクリーンが近すぎて見ずらいです。
2列目は、ギリギリ前の人の頭がスクリーンにかからないです。
スクリーン1はもちろんの事、スクリーン2、3も武蔵野館で映画を見る時は、前から2列目にしています。
不快な思いをするのも嫌ですし、防衛策と言ったところでしょうか。
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