歌舞伎・お芝居の世界笑いの少なくなった寄席「新宿末廣亭下席」を聞きながら考えたこと。 「寄席から笑いが消えた」というと大げさですが、コロナ以降なぜか、大笑いをする噺家に巡り合わない。感染を気使ってという事ならわからないもないが、何か違うとみんな古典のお話で、聴衆に聞かせようとする。私が望んでるのは、理屈などいらないおかしい話。2022.07.31歌舞伎・お芝居の世界
歌舞伎・お芝居の世界過去のものになってしまうのか、『藤山寛美追善公演 松竹新喜劇』 かつて新橋演舞場を爆笑の渦に巻き込んだ藤山寛美と松竹新喜劇。時は移り人々は、爆笑しなくなった。笑いの質が大きく変わったのだろうか、趣味趣向の多様化とでもいいますか、それならいいのですが、どうも頭を使わない笑いの幼稚化が起こってるのではと。2022.07.11歌舞伎・お芝居の世界
歌舞伎・お芝居の世界新宿の街の横町の寄席「無何有」、気軽に楽しむ落語の新時代到来 かつて寄席は悪所と呼ばれそこに出入りするのもひと目を盗んでなんて。東京に100件の寄席のあった頃は、土間に渡木だけを渡した座席しかないそんな所もあったとか。庶民の気軽な憩いの場であったことは間違いないようで、そんな空間が新宿に戻ってきまし...2022.06.09歌舞伎・お芝居の世界
歌舞伎・お芝居の世界1987年結成老舗アマチュア劇団「水族館劇場」2022年5月公演 結成33年の老舗劇団、それもアングラ野外劇にこだわった貴重な存在。芝居の楽しさをまるで大道芸の延長の様に演じる劇団。理屈も何にもいらない、ただ五感を使って芝居を感じよう、叩きつける様な作者の言葉の数々に酔いしれるままにその世界を浮遊しよう。2022.05.31歌舞伎・お芝居の世界
歌舞伎・お芝居の世界存続の危機にある「新宿末廣亭」で、勤め帰りにちょっと落語を楽しむ 日本の話芸の伝統を現在進行形で味わえる落語。日の暮れた一人寂しい夜も寄席にひとたび足を踏み入れれば、想像力を働かせた豊潤な世界と笑いが広がる。ああなんて贅沢な時間だろうか。勤め帰りの疲れた頭をほぐしてくれる空間「新宿末廣亭」いつまでも残って欲しい。2022.05.28歌舞伎・お芝居の世界
歌舞伎・お芝居の世界立川流夜席 上野広小路亭初見山 日本の話芸を手軽な料金で楽しむ 時間を贅沢にゆったりと過ごす。かつての日本には、そんな生活習慣があったはずですが。あまりにも世の中に振り回されすぎてませんか、人間には人間にあった時間の過ごし方があるはず、せわしない都会の生活でもちょっと見方を変えて、別の空間で過ごしませんか。2022.05.15歌舞伎・お芝居の世界
歌舞伎・お芝居の世界上方文化よ何処に、上品で独自の味わいのある芸能の舞台を求めて 関西のお笑いと言えば、吉本の漫才だけでしょうか。いいや、豊穣なつややかさと柔らかさを兼ね備えた上方落語があります。そう、まさに上方文化ここにあり、そんな心の豊かさを満たしてくれる芸能。現代では満たしてくれる場所が減ってしまったのが、残念です。2022.04.17歌舞伎・お芝居の世界
歌舞伎・お芝居の世界『体感!日本の伝統芸能』東京国立博物館、物足りない内容にがっくり 『体感!日本の伝統芸能』結構期待して上野の森まで出かけたのですが、展示物はこれだけですかと言うのが、本音。なんか、プログラムだけ見せられて、ハイおしまいと言われているような、物足りない展示会となってます。国立博物館の展覧会なんですけどね。2022.01.21歌舞伎・お芝居の世界
歌舞伎・お芝居の世界国立演芸場10月中席 まだまだライブで楽しむには時間がかかる 10月の中席を国立演芸場で楽しみました。しかし、コロナの影響は如何ともしがたく、このご時世で華やかさを求めるのが不謹慎かもしれませんが、華やかさのない落語というのも味気のないもので。今しばらくの辛抱といったところでしょうか。2021.10.20歌舞伎・お芝居の世界
歌舞伎・お芝居の世界2021年6月浅草木馬館公演『見海堂劇団』今年も元気一杯の舞台 木戸銭(¥1800)とてもその値段でこれだけのことをと驚いてしまう、大衆演劇。その中でも常に若さを武器に今できることにチャレンジし続ける『見海堂劇団』。彼らの2021年浅草木馬館公演を見てまいりました。今年はどんな舞台を見せてくれるのでしょうか。2021.06.07歌舞伎・お芝居の世界