『アマチュア』ついて行くだけで精一杯の映画

映画館

三十年前の自分が、この映画を見ていたら、何をやっているのかついていけなかっただろうな。そのくらい、ネットとその周辺の技術の進歩は、凄まじい。なんとか映画の内容にも現代ツールにもついていこうとするのですが、ふっともういいやとも思ってしまうのです。

CIAの分析官の日常だそうで

ここから物語が始まるのだそうですが。

パソコンに詳しい人ならいざ知らず。

まるで、音痴といわないけど、普段遣いにも四苦八苦する私としては。

主人公の仕事場。

何台ものモニター、いや二十台近くはありそうな。

その真ん中にどんと腰を据えて、瞬時にすべてのモニターをチエック。

と私には見えた。

そのモニター画面を見ながら、次々と操作。

一台の画面じゃないですよ。

画面だって、わかりやすいイラストや写真などであふれる家庭用パソコンとはわけが違い。

殆どが、文字だけのコマンド操作。

それを当たり前のように、上下左右のモニターを次々に操る。

とても人間業とは思えない。

もう、ついて行けない。

そんな、ある種の絶望感をいだきつつ、お話は、私をおいて進んでいってしまう。

なんとか、ついてゆくだけで精一杯。

とにかく、この映画は、夜勤明けとか、疲れているときははだめ。

休養十分、頭はクリアーそんな条件付きでないと。

とのっけから、乗らない気合を入れつつ、必死に物語に食らいつくわけでありまして。

まあ、内容が、それなりに面白いのでそんな気にはなるのですが。

漁師

主人公は前作の印象が、強すぎて。

クイーンのフレディーマーキュリーの役の印象が強くて。

どことなく気の弱そうな、CIA分析官。

この人の雰囲気にはあっていると思うのですが。

復讐のため分析官のデーターを駆使して。

ハードアクションにも巻き込まれて。

結構展開とか悪くないんですが。

どうしても、フレディーマーキュリー役が邪魔して。

難しいですね。

役者もある印象が、固定してしまうと。

まあそれはさておき、映画は、とにかく忙しい。

パソコンのデーター分析。

僅かな情報から、すべてが解析できてしまう。

なんか、恐ろしい時代になったんだなとか。

その解析をもとに、相手を追い込んでゆくとか。

見るほうにも、現代ツールの予備知識が要求されたり。

私のような情報弱者には、頭がパンク寸前。

そんな、映画でしょうか。

映画『アマチュア』公式サイト:https://www.20thcenturystudios.jp/movies/amateur

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