歌舞伎・お芝居の世界

過去のものになってしまうのか、『藤山寛美追善公演 松竹新喜劇』

かつて新橋演舞場を爆笑の渦に巻き込んだ藤山寛美と松竹新喜劇。時は移り人々は、爆笑しなくなった。笑いの質が大きく変わったのだろうか、趣味趣向の多様化とでもいいますか、それならいいのですが、どうも頭を使わない笑いの幼稚化が起こってるのではと。
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『ブラック・フォン』原作者が、スティーブン・キングの息子とは知らなかった。

1970年代コロラド州デンバー北部のとある町での出来事。そんな設定が、失踪する少年の物語を不思議と膨らませてくれます。現代だったらSNSを物語の中に入れないとならないですが、そんな手間を必要としない時代。それが、少年の物語を語りやすくしています。
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TOHOはいつまでゴジラを働かせるつもりなのだろう『シン・ゴジラ』

日本の高度成長期と共に誕生し、今日まで活躍し続ける大怪獣ゴジラ。そろそろ引退とのうわさも何のその、今回も新装ゴジラの登場であります。TOHOさんもこのキャラクターをいつまで引っ張るつもりなのでしょうか、日本のミッキーマウスとなったのでしょうか
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えげつないほどの貧富の格差が生む物語『ニューオーダー』他人事?

日本は、比較的平等な国です。レストランに行っても貧乏人と金持を分け隔てすることはなく、一見等しく扱ってくれます。それが海外に行くと、露骨に扱いが違ってくる。世界的にはその方が標準なようで、そんな格差社会が拡大するとその行き着く先に待つものは・・
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あなたならどっち選ぶ「認知症」か「孤独」か映画『老人』を見て考える

国立映画アーカイブのEUフィルムデーズはなかなかいい企画です。普段触れることのない国々の作品に触れることが出来ます。今回は老いということをテーマとした二作品から、老いを生きるという事を考えてみたいと思います。決して楽しい話題とは言えませんが。
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『ルッツ 海に生きる』時代の流れに逆らえない現実、仕方のないこと

映画『ルッツ』まるで、ルキノ・ヴィスコンティの『揺れる大地』へのオマージュと受け取れる作品。時代の流れに抗う一人の漁師、彼のかたくなさを理解しつつも生活の為、現実的方向に苦悩しながらも流れて行くのにも納得できる。人は時として「風にそよぐ葦」にならざる負えない・
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それでもアメリカを目指すメキシコの若者、『息子の面影』あまりにも過酷

命の危険を冒して、アメリカを目指すメキシコの少年。日本に住んで生活を送ると、そんな考えなどさらさら浮かばない。それはそれで、幸せなんだろうけど。生きてゆくことが切実でなくて、お手軽に人生がおくれてしまうのは、なんか生が凝縮してない気がしてならない。
歌舞伎・お芝居の世界

新宿の街の横町の寄席「無何有」、気軽に楽しむ落語の新時代到来

かつて寄席は悪所と呼ばれそこに出入りするのもひと目を盗んでなんて。東京に100件の寄席のあった頃は、土間に渡木だけを渡した座席しかないそんな所もあったとか。庶民の気軽な憩いの場であったことは間違いないようで、そんな空間が新宿に戻ってきまし...
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EUフィルムデーズ 国立映画アーカイブ『サンレモ』老いをみつめて

誰にでも平等に訪れる老いと死。いつかその時が自分にも訪れる、そう考えさせられる映画『サンレモ』。だから、見ていて決して快いものではない。しかし、その時を忘れてないもののように、いつまでも力に任せた人生を送れるものではない、有り様を考えよう。
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EUフィルムデーズ2022国立映画アーカイブ「恋人はアンバー」

アイルランドの片田舎1990年代、ゲイとレズの高校生カップル。こう書くだけで、このカップルの学校生活での苦労が見えてきます。今よりまだ個人のセクシャリティーを尊重されなかった時代のお話です。では、現代ではもうそんなことはないと言い切れるでしょうか。