『ボンフェッファー』重たい課題ですよね、負の遺産とむきあうのは。

映画『ボンフェッファー』ポスター 未分類

ーネタバレありー

歴史は繰り返すというけれど、こんな時代は繰り返してもらいたくないな。映画『ボンフェッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師』をみながら呪文のようにそんな言葉が、頭の中を駆け巡った。

日本だってあの時代のクリスチャンはどうだったのか

日本政府により、一つの団体に統合された上、メッセージや信者は監視されていた。

唯一反抗して投獄されたのは、ホーリネス教団だったはず。

ただ、日本ではあまりあの時代を検証する動きはない。

いくつかの団体は、戦争に加担したことを反省する声明をだしてはいるが。

現在でも、日本のクリスチャン人口は、せいぜい1%ぐらい。

まあ、あまり影響力はないので、話題にもならないけど。

ドイツとなるとそうもいかないですよね。

映画にあるように、ナチスは自分たちの正当性を誇示するために、聖書の書き換えもしているし。

第一次世界大戦後のハイパーインフレ

ドイツ経済は、どん底で、人々は疲弊し誰かこの窮地を打破してくれないか。

そんな空気が、蔓延していたころ、アーリア人種の優位性を全面に上げるナチスの出現。

人々は、熱狂して支持。

この人たちならなんとかしてくれるのではないか。

だから、多少都合の悪いことには、目をつぶって。

そんな空気が、伝わってきます。

どこか、現在の日本の状況にもにてるところが。

ヒトラーに標的にされたのが、ユダヤ人。

これも突然ではなくて、ヨーロッパには反ユダヤ主義が根強くあり

いまでも。

教育水準が高く、金持ちが多く、妬まれやすい。

それに、キリスト・イエスを処刑台に送ったのは、ユダヤ人。

標的にされやすいんだけど、恐ろしい時代ですね。

漁師

牧師が殺人を犯してもいいのという疑問

「汝の敵を愛せ」聖書の言葉ですが。

ボンフェファーは、相反する選択しますよね。

ただこれは、聖書解釈にふた通りあって。

文字どうり、どんな場合でも状況でも相手を許す。

もう一つは、キリスト・イエスにあってという前段がつく解釈。

となると、ナチス・ヒットラーは許容できるはずもなく。

だからといって、暗殺に加担してもいいのかという疑問が。

あとの時代なれば、あれだけの悪行が露わになると、致し方なしという解釈もなりたつのですが。

あくまでも、牧師ですからね。

かなりの葛藤が、あったはずで。

しかし、もう済んだことなので。

ただ、そんな葛藤をしなければらない時代にならないでほしいと、切に願います。

映画『ボンフェッファー ヒットラーを暗殺しようとした牧師』公式サイト:https://hark3.com/bonhoeffer/

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