1999年のレオナルド・ディカプリオ主演の『ビーチ』を彷彿とさせるのですが、当たり前ですが全く別物です。ただビーチという空間がもつ解放感とその真逆にある恐怖感が上手くミックスされているのは、共通点かな。まあ、脱力感覚で楽しむのが良いかと。
美しいビーチでの展開が意表をついていて
奇岩に囲まれた、絶景のビーチ
誰もが、解放感を満喫する。
そんな設定。
しかし、そこは抜け出すことの出来ない空間だった。
このあたりの設定が、作品を面白くしています。
そのビーチでくつろぐ選ばれた人々。
やがて、異変に気付きだす。
その辺りの展開が面白いですね。
一人また一人と消えて行く登場人物。
残った者の孤独感がひしひしと伝わってきます。
ビーチと言う本来賑やかな空間が、殺伐とした場所になる展開がいいですね。
惜しいのは、ラストの結末か
あえて、なんを言えばということなのですが。
せっかくの意表を突く展開とアイデアで、いい感じでラストまでくるのですが。
なんか、比較的安易なハッピーエンドなのが残念。
せっかくのミステリー感は、残したままにして欲しかった。
そのほうが、余韻が残ったと思うのですが。
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