コロナ禍で沈滞ムードは否めない映画界、そうなると過去の作品のリバイバル、企画で勝負してもらいたいですね。新宿シネマアートがやってくれました、「狂人暴走・大激突」と銘打って、過去のB級バイオレンス作品を五つ並べてくれました、肩の凝らない企画です。
発狂する5作品だそうで。
前回は『ヘンリー』を見たのですが。https://himabu117.com/archives/2531
今回は懲りもせず『ザ・モンスター』https://amzn.to/2NMPiiQ
を鑑賞です。
変な作品ばかり見るなと思われるでしょうね。
普通の作品はあまり興味がないというか、普通という定義もあいまいですが。
簡単に言うと、ハッピーエンドの作品にはあまり興味のない変わり者なんです。
『ザ・モンスター』
この題名の作品はいくつかある様で、私が見たのは、1982年作。
アメリカ、ロサンゼルスを舞台にしたバイオレンス・アクションB級作品。
いきなりB級作品とは失礼かもですが、いやいやB級作品には、そこでしかない味わいというのがございまして。
今回の作品もB級映画としては、合格点でございます。
娼婦のヒモでサディスティックな男を追いかける刑事の物語なんですが。
1980年代のロサンゼルスの夜の妖しい街の風紀の悪さ、危なさ、乱暴さが、いい雰囲気で再現されております。
同年代の真夜中の歌舞伎町では足元にも及ばない、乱雑さと欲望、暴力がいりみだれております。
犯人は、夜の女性を食い物にするワルで、さらにDVてんこ盛り。
当時だったら衝撃的作品かもしれないのですが。
バイオレンス慣れしてしまったのでしょうか、こんな奴もいるよな位に思ってしまうほど、感性が麻痺してるのでしょね。
コロナ禍で、映画界も沈滞ムードか
外出制限がかかるくらいですから、映画の製作現場も制約がかかるのは想像できるのですが。
今は、世界的に娯楽どころではない事情もあるのでしょうか。
2020年度製作の作品は沈滞傾向はしょうがない事。
となると、今回のシネマアートの様に企画で勝負と言うのも面白いと思うのですが。
そういう意味では、≪狂人暴走・大激突≫という企画は面白かったです。
味のあるB級作品を並べてくれたところも、いい企画でした、
上映の方は、終わってしまいましたが、Amazonプライムビデオなどでお楽しみください。
肩の凝らないB級映画の魅力を楽しんで下さい。
『ザ・モンスター』https://amzn.to/3pHjgSO
『ヘンリー』https://amzn.to/3pJkmgR
『アングスト』https://amzn.to/3pBDehK
『アメリカン・サイコ』https://amzn.to/2OZFEdw
『悪魔の植物人間』https://amzn.to/3pFGc4P
以上5作品、気色悪さは受けあいます。
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