忙しくなるばかりの現代人、そんな日常に潜む危険を感じさせてくれます。ときに日本でも昨今問題となる「煽り運転」。他人ごとではありません、今に始まったことではないのですが、君子危うきに近寄らず、いかに危険を回避するか考えてみては。
「あの人は、ハンドルをにぎると人が変わる」
以前は、よく聞いた言葉なんですが。
最近は、そんなのんきなことを言っている場合ではないようで。
高速道、一般道問わず「煽り運転」による事故がたびたび報道されます。
映画は、2020年アメリカ製作https://movies.kadokawa.co.jp/aorare/#top
日本もアメリカも事情は変わらないなというところでしょうか。
「煽り運転」が社会問題化したのは、今に始まったことではなくて、以前からあったことです。
ただ、昨今はドライブレコーダーなるものが普及したため、事件として立件されるようになったのではないでしょうか。
昔は、大事故にでもならない限り「泣き寝入り」というパターンが多かったのでは。
自動車が簡単に凶器に
「ハンドルを握ると人が変わる」なんとも嫌な言葉ですが。
車の運転は、それを動かす人の顔が見えませんからね。
まるで、エゴむき出し、自らの権利ばかりを過剰に主張するドライバーに出くわすなんて日常茶飯事。
直進で交差点に入ると、対向車が右折して横断者がいたため交差点で一時停止、そのため自分の直進が妨げられる、ドライバーはここぞとばかりに狂ったようにクラクションを鳴らしまくる。
よく見る光景ですよね。
確かに、前方をよく確認せず交差点に入った右折車に非があるのですが。
たとえば、地下鉄のホームを歩いていて、出発しようとしている電車に自分のまえを横切って乗った。
そのために自分が少し立ち止まった。
そんなとき、大声でその失礼な乗客に大声で怒鳴りまくるだろうか。
中には、いるかもしれませんが、せいぜい睨み付ける程度でやり過ごすのでは。
しかし、車社会では、先のドライバーの様に過剰に自らの正当性を主張する輩が多いのも事実。
確かに、車の運転は一歩間違えば大事故につながりますから、時として大げさな主張が必要な時はあるでしょう。
自分と車を同一化してしまう人間
このタイプも多いかと。
いい車にのっているから、かっこよくカスタマイズしてるから、少々お高いRV車に乗っているから。
そんな車が自分自身だと勘違いする方のいかに多いことか。
これも顔が見えないからでしょうね。
中身のない人間が陥り易いパターンなんですけど。
話を映画に戻しますが。
そんな、車の運転のお話なんですが。
人間余裕がなくなるとイライラするもの。
そんな時間帯、朝夕のラッシュ時の車の運転は、ストレスのピークですね。
そんな時の人間の心理状態、そんな人間の引き起こすトラブル。
それらを拡大して見せてくれます。
なにかと、忙しくなる現代人。
その忙しさの故にひきおこす危険と悲劇。
そんなものを垣間見ることができるはず。
もう少し、余裕をもってノンビリ行きましょう。

にほんブログ村



コメント