映画『ダンサーインPARIS』なんかできすぎたお話と思うのは私だけ

映画『ダンサーインPARIS』ポスター 未分類

ーネタバレを含みますー

フランスは、自由の国なんて思ってしまうのですが、なんと言ってもフランス革命から始まる自由主義発祥の地とも。でもね、実際には、家柄を重んじるお国、いくらお金持ちでもだめ。そんな中でのバレエのプリマドンナのお話。額面通りには受け取れないのですが。

結構評価高いのですが

ステージで怪我をしたバレエーダンサーのどん底からの復活。

と書くと、涙ぐましい根性物語に思えるのですが。

映画は、いたって夢物語でも見ているかのよう。

主人公は、バレーダンサー。

それもプリマドンナ

ダンサーの頂点に立つのに。

そこは、激烈な競争があるはずなのに。

そのギスギス感もなく。

確かに、どん底からの復活物語なんですが。

先も読めてしまう退屈感。

漁師

フランスでクラッシックバレエのできる人とは

経済的余裕がないとまず無理でしょうね。

日本だってそうですが、お金より家柄を重んじるかの国のこと。

なんかお金持ちのお話に付き合っているようで。

貧乏人の私には、どうでもいいと思えてしまう。

なんて、僻み根性丸出しですが。

だって、バレエがだめでも彼女の生きる道は、無数にあり。

今の御時世、とっても羨ましいですよね。

まあ、フランスで、バレエをできるなんて。

その時点で、恵まれた環境にある人のお話ですから。

多かった女性客

映画の観客は、圧倒的に女性でした。

主人公に、人生の夢を託しているのでしょうか。

でも、映画ですからね。

現実とくれぐれも混同しないように。

なんていうと、夢も希望も無くなってしまうのですが。

まあ、宝塚的夢の世界に浸りたい人には、いいのかな。

人生半世紀生きてきて、後悔しかないおじさんの愚痴と思って、お許しください。

映画『ダンサーインPARIS』公式サイト:https://www.dancerinparis.com/

コメント