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映画『イノセンツ』子供が純真なんて幻想は、早く忘れたほうがいい。

北欧発サイコスリラー『イノセンツ』、子供が純真なんて、誰が言ったのだろう。そんな言葉が、聞こえてきそうな作品です。それは、ある意味真実です。あくまで、大人になる手前の存在なのだと。ただ、大人にならずに子供のままだと、それはそれで問題なんですが。
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映画『覇王別記』間違いなく20世紀を代表する作品の一つ、私的には

映画『さらば我が愛/覇王別記』そのスケール、激動の中国近代史中で、京劇役者として必死に生きる主人公。そして、決してみのることのない愛。すべてが悲しいのだけど、ひたむきに生きる人間だけが到達できる境地をみせてくれる。人間のはかなさ、弱さを見せつけられる。
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『CLOSE/クロース』ガラスの少年時代、ピュアな物語。

映画『クロース』だれでも、少年時代に似たような経験が、あるはず。でも。大人になるにつれて、そんな気持ちが、あったことさえ忘れてしまう。ただ、生きてゆくことだけに貪欲なだけでいいのだろうか。こんな少年時代のピュアな心のかけらでもあれば、人生は豊かに。
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映画『アシスタント』エリート新入社員の見たものは、夢と現実の残酷

映画『アシスタント』アメリカのエリート社員の現実とは、高額の報酬にあわせて、そのストレスは、そうとうなもの。これは、しかたがない、本人がそれを望んだのだから。ただ、パワハラ、セクハラとなるとその判断は難しい。犯罪でない限りその境界は曖昧だから。
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映画『フェイブルマンズ』スピルバーグが、人生を振り返るとき

スピルバーグも、自らの人生を振り返る歳になったんだな。『フェイブルマンズ』それでも映画人の悲しさ、自らの素材さえドラマにしてしまう。事実はどうあれ、一人の大監督の自伝捉え、鑑賞するのも一考。映画の輝いていた時代を生きた最後の監督とともに。
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『テリファー終わらない惨劇』上映開始5分で退出した人がいた

物事には度を越したものが存在する。そんな思いを改めて感じさせる映画『テリファー終わらない惨劇』、怖いもの見たさもわかりますが、ほどほどに、一歩手前で、やめとくほうが余韻が残るもの。そんなコチラの気持ちを逆なでするようにラストまで、血しぶきのオンパレード。
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『To Lesile トゥ・レスリー』落ちるところまで落ちたシングルマザー

なにかの統計であったように思うのですが、高額宝くじに当たった人の実に6割が6年後に自己破産している。映画『To Lesile トゥ・レスリー』は、運命のいたずらに翻弄されて落ちるとことまで落ちた人間の物語。アメリカのプアホワイトがここにも出てくる。
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『カード・カウンター』ポール・シュレイダー マーティン・スコティッシュ

映画『カード・カウンターポール・シュレイダー マーティン・スコティッシュ コンビの登場となるとどうしても『タクシードライバー』を連想して期待を膨らませてしまう。しかし、時代は変わったと痛感してしまう、そうアナログの時代からデジダルの時代。
歌舞伎・お芝居の世界

『六月大歌舞伎』猿之助一座の崩壊の始まり歌舞伎自体も消え去る運命

市川猿之助の騒動で俄然注目を浴びる歌舞伎『七月大歌舞伎公演』に行ってきた。騒動の注目度もあったためだろう、満席で盛況であったけど、中身がそれに見合っているとは思えない、もちろん見たのは、昼の澤瀉屋一門の舞台だけだけど、暗雲たちこめる歌舞伎界。
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映画『怪物』タイトルで惹きつけておいて内容は純文学パムドールでも

映画『怪物』カンヌでパムドゥールでもよかったよね、全部の参加作品見たわけではないけど、少年期の細やかな心の動きや切なさが痛いほど伝わってくる。だから題名も含めて直球勝負でも良かったよね、複雑な時代背景を盛り込んだあたりがしょうがないのかな。