映画『ソングトゥソング』そのキャッチコピーにそそられて、期待して鑑賞したのですが、僅か10分で降参という悲しい結末に、後はひたすら映画が終わるのを待つという悲惨な結果になってしまいました。分かる人にはわかる映画なのでしょうが、私には不向きな作品でした。
わかる人にはわかるのでしょうか
作品を見ようと思ったのは、その宣伝文句。
映画賞を総ナメにし、世界を魅了し続ける天才と豪華俳優陣が集結!青春を引きずった大人たちが、絶望と孤独にもがきながら人生の輝きを見出していく。破滅的でエモーショナルなラブストーリー。(公式サイトより)
これだけ見ると、わくわくしますよね。
さらに、ストーリーを読むと。
音楽の街、オースティン。何者かになりたいフリーターのフェイ(ルーニー・マーラ)は、
成功した大物プロデューサーのクック(マイケル・ファスベンダー)と密かに付き合っていた。
そんなフェイに売れないソングライターBV(ライアン・ゴズリング)が想いを寄せる。
一方、恋愛をゲームのように楽しむクックは夢を諦めたウェイトレスのロンダ(ナタリー・ポートマン)を誘惑。
愛と裏切りが交差するなか、思いもよらない運命が4人を待ち受けていた…。
(公式サイトより)
かなりそそられる映画ですよね。
見始めて10分で嫌な予感が。
何となくしたんですが、見事に当たってしまいました。
ストーリーがあってないような感じといいますか。
役者がそれぞれ好きな演技をしているのを、ドキュメンタリー風につないでいる、とでも言いましょうか。
男女それぞれ主要な役が二人づつでてくるのですが、その二人が雰囲気が似ているので、どちらがどちらかわからなくなり。
しまいには途中でウトウトしてしまう始末。
情けないですが、映画の終わりがこれほど長く感じた作品も久しぶりです。
革新的な映像と音楽で先進的なのでしょうが
最初に申しあげたように、わかる人にはわかるという作品なのでしょうか。
こういう映画は、感覚で理解するという事だろうとは思うのですが。
なにせ私のような凡人には、ハードルが高すぎて。
キャッチコピーの表現には要注意
「名もなき生涯」「ツリー・オブ・ライフ」「天国の日々」などを手がけてきた名匠テレンス・マリック。
ルーニー・マーラ、ライアン・ゴズリング、マイケル・ファスベンダー、ナタリー・ポートマンという豪華実力派俳優。
リッキー・リー、イギー・ポップ、パティ・スミス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどミュージシャンたちも出演。
撮影は「ゼロ・グラビティ」などで3度のアカデミー賞を受賞したエマニュエル・ルベツキ。
とこれだけ見るとかなりそそられますよね。
というわけで、今回は個人的には残念な作品でした。
高く評価される方もいるかもしれませんが、それぞれ個人的な趣味趣向の問題ですので、当然の事かと。
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