『アースホール』 これだけハズレの映画にあたるのもめずらしい

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超ドハズレB級作品と個人的には思ってしまう、『アースホール』とにかく開いた口が塞がらな状態のまま、終わってしまう、ニコラスケイジ主演のSFアクション映画。まあ年間100本以上映画館で見てればたまにはこういうこともとありなん、ということなのですが。ここまで外れると気分爽快

年間100本以上映画館で見てると、こんなことも

そう、そんなこともあるんです。

毎回期待に胸ふくらませて、スクリーンの前に座るのですが。

時として、その期待を裏切られることも。

それも、開いた口が塞がらないというか、そろそろ展開があって面白くなるかもしれない。

なんて考えながら、つきあっていると、いつのまにかエンドロールが流れていたり。

やられた、というのが本心でしょうか。

しかしここまで、何事もなかったかのように物語を終わらせてしまうと、納得というか、あきれ顔の極致のような心境になって。

怒る気持ちもなくなってしまうんです。

『アースホール』という傑作?

そうその作品の名は、『アースホール』なんです。

宇宙からやってきた好戦的エイリアンに、世界最強の格闘家たちがさまざまな格闘技を駆使して戦う、SFアクション映画なんですが。

ニコラスケイジが主演ですから、それなりのアクション映画なのでしょうが。

これが、ほとんどドラマとしての展開がないのです。

では、お話はというと、とにかく格闘家たちとエイリアンの対決を延々と見せてるだけの展開で。

先にも言ったように、何か展開があるのではと期待感とまさかこれだけという猜疑心の中で、エンドロールとなったわけで。

もちろん格闘家たちの勝利で、ハッピーエンドなんですが。

見終わった後には、「どうでもいいわい」と叫んでしまいたくなります。

まあここまで外してくれると、怒る気にもなれないというか。

アメリカンコミックが原作なら、さもありなんと思うのですが。

オリジナルの脚本のようで、超B級ドハズレ作品と相成りました。

というのが、私の感想なのですが。

いいや違うと思われる方もいるかもしれません。

それは、人それぞれですから。

とにかく、開いた口が塞がらない102分間の作品でございました。

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