世捨て人になっても生きてゆくのは大変だ、映画『安らぎの森』

映画『安らぎの森』ポスター映画館

誰にも等しく訪れる老いという問題。いつかは、それと向かいあう時が来るのですが、人は何となく見ないように後回しにしがち。でも、終わりの時を意識することで、今何ができて何をすべきかが見えてくるのも事実、作品を通して考えてみませんか。

カナダケベック州の湖畔に住む老人たち

映画『安らぎの森』ポスター

自らの人生の終焉をいかに迎えるかが主題だろうか

世捨て人で気ままに生きているようで、悩みは尽きない。

湖畔に住む老人、もちろん生きてゆくためには現金収入が必要になるわけで。

主な収入源が、大麻の栽培と密売。

のっけからあまり褒められた展開ではないのですが。

中心は、自らの使用の為のようですが。

あくまで非合法ですからね。

年をとってなんの楽しみも見いだせない。

あるいは、若い時ほど刺激をもとめて現実社会に出てゆく歳でもなくその元気もない

彼らの楽しみは、ノンビリな森の暮らし、酒、大麻。

ほとんど現実社会とは遮断した、世捨て人生活。

60年間精神病院ですごした女性が加わることで、人生の深さが。

映画『安らぎの森』ポスター

深い森の中で、それぞれの人生の終着駅を探す時の流れ。

ただ、時間だけがゆっくりと過ぎ去って行く。

人生の来し方をしみじみと感じさせてくれる作品ではあります。

ただ、それぞれの終焉の迎え方には異論を感じる方もいると思いますが

そのあたりは、作品をご覧になって感じとってみては、いかがでしょうか。

多分若い人には、受けない作品だろうな。

まだ、老後なんて考えないですものね。

でも、誰でも等しく老いはやってくるのです

自らの、そんな時をイメージすることも大事だと。

だからこそ、いまなにをすべきかできるかが見えてくるのですが

老後を穏やかにすごす。

作品では、精神の平安を大麻と酒に求めておりますが。

良い選択とは言えないですね。

大麻の合法化も叫ばれておりますが、あくまでも非合法。

酒やギャンブルにのめりこむのも、悲しい人生の終焉。

社会との関わりをなくさず、何かできるうちはチャレンジし続けたいですね。

ただ、老年期になれば、精神的にも危機が訪れるのも事実。

そんな時は、迷わず医療機関の助言を素直に受け入れるのも必要で。

それより、酒や大麻のような非合法な物に頼るほうが危険。

誰もが望む、健やかで平安な人生の終焉に向かって

映画『安らぎの森』公式サイトhttps://yasuragi.espace-sarou.com/

コメント