この制作方法がいいのか悪いのか、しかし少女達を狙う大人の卑劣さが強烈、話には聞くけど、完全にただが外れてる。
このやり方が正しいのか?
映画製作の為に仕組まれたシチュエーション。
少女たちを演じる女優達。
設定は12歳。
SNSを通じて彼女達に接近してくる男性達とのやり取り。
彼女達にアクセスする男達の多さに驚く。
そこには、罪の意識などない。
まあ、お話だけでは、罪ではないのですが。
そこに、性的な要求が存在するケースがほとんど。
性的嗜好で、少女に興味を持つ男は、いつの時代も一定数いることは、わかっていることですが。
こうにも、露骨にに少女達(映画では、女優です)に接近しようとするとは。
なにか、タガが外れた感があります。
そこには、SNSという道具が介在していることを痛感いたします。
それでいて、なをこのドキュメンタリーの制作作は今一つ釈然としない感じを持ちます。
それは、あくまでドキュメンタリー制作の為のフェイクだという事。
それが、許されてしまうのかという疑問もわいてきます。
しかし、この様な手法だから、少女達を取り巻く現実のリアルを見ることが出来るのも事実です。
ネット社会が欲望の垣根を失くしてしまった。
性的嗜好は、100人いれば100通り。
映画の様な嗜好をもつ大人もいることは、事実。
しかし、その欲望を満たすのに、ネット社会はあまりにも危険な道具と化しています。
以前なら、行動に移す前に何かしらのブレーキがかかることもあったでしょう。
ネットはそんなブレーキを踏む暇もない、そんな社会。
少女達に、アクセスする大人達のあまりにも露骨な欲望の渦。
最初から、犯罪の道具となってしまっているかのようです。
近年、少年少女達に対する、性的暴行に関して、厳しくなったのもネット社会の普及によるものでは。
それくらい、歯止めが利かなくなっているのではないでしょうか。
そんな現実をさらけ出して見せてくれるのが、本作『SNS-少女達の10日間-』
その制作姿勢は、もう一つ賛成できかねるところもあるのですが、現実をまざまざと見せてくれているのも事実です。
映画『SNS-少女達の10日間-』公式サイト:https://www.hark3.com/sns-10days/
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