ああ、こんな日があったんんだと、懐かしささえ覚えてしまう。2019年の細野晴臣のニューヨークライブ『SAYONARA AMERICA』細野のアメリカンオールドミュージックに対する感謝の気持ちが、伝わってくるライブ。こんな自由な空間も、間もなく戻ってくるかもしれない。
忘れていたコロナ前の自由な空気
2019年の細野晴臣のニューヨークライブのドキュメンタリーです。
ほぼ、忘れていたマスクもない、密でも誰も構わない、自由な生活。
そこで、奏でられる自由な音楽。
細野晴臣というと、YMOのテクノミュージックのイメージしかなかったけど。
ライブで演奏されるのは、カントリーとブギウギ。
正直面食らった。
ニューヨークっ子の細野に対するインタビューがいい。
彼らのほうが、私よりはるかに自由に細野の音楽を楽しんでいる。
細野のアメリカンオールドミュージックに対する謝意の気持ちが伝わってくる。
心地よい時間を共有するとは、こういうライブを言うのだろな。
そんな空気が、映像から伝わってくる。
まさに、忘れていたコロナ前の空気。
ライブの楽しさはもちろん、ニューヨークの魅力が伝わる。
そんな映像です。
ニューヨークってあらためて魅力的街だと。
そんな空気が伝わってきます。
常に街の何処かで、わくわくさせるようなパフォーマンスが繰り広げられ。
歴史のある美術館があり。
世界中のパフォーマーがカーネギーホールを目指し。
そんな歴史が長く繰り返される街。
映像で、細野のライブに来た客のインタビューがいくつも流れる。
おおよそ、ニューヨークっ子ってアメリカ人らしくないしなやかさがあると感じてしまう。
アメリカは、広大な国だから一つの国民性などではくくれないだろうが。
しかし、頑固で保守的なイメージが先行するんですが。
ニューヨークっ子は、アメリカの中でも特異な部類に入るのではと思ってしまう。
そんな街で、温かく迎えられる細野は幸せそうである。
願わくは、コロナが収まり以前のように自由にパフォーマーを楽しめる。
そんな日が、一日も早く戻ってきてほしいと願うばかりである。
公式サイト:https://gaga.ne.jp/sayonara-america/
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