台湾NO.1ホラー『紅い服の少女』二部作を一気に観てみました。

映画フィルムのイメージ画像 映画館

『紅い服の少女』第一章神隠、第二章真実。怖いもの見たさなんですが、怖い度は五段階のレベル2.5、気持ち悪さレベル4、あくまでも私見ですが。お国が違えば、怖いと思う対象や現象も自ずと違ってくるもの。それはさておき、背筋が凍るような作品が観たい。

第一章 神隠し、第二章 真実

第一章と第二章は二本の作品で、特に第二章 真実 は2017年の台湾映画興行成績第一位で、台湾ホラーブームの火付け役的作品です。

それもうなずけるのですが。

第一章は、正直あまり怖くなかったのが、いつわざるところ

ですから、二本みてはじめて怖いお話だと。

二本観ないと納得できないという、効率の悪いといったらなんですが、そんな作品です。

サブタイトルにあるように。

第一章は、神隠しがテーマ。

いわゆるなぞの失踪のお話で。

後編となる第二章、真実でその謎解きがという作り。

台湾に古来からある題材。

森に住む魔神仔(モーシンナー)その姿はサルあるいは児童、やましい心の者に憑依する。

呪術的風習や霊媒。

死者を生き返らせる埋葬。

それらの要素をミックスしてお話の謎解きとなってる。

魔神仔(モーシンナー)自体妖怪のようなものなので。

怖さよりきみの悪さが際立ってる。

怖さの基準は、その国によって違うので、この作品が日本でヒットするかどうかは、別問題ですが。

日本だと、呪いだとか、怨念や霊の存在

西洋だと、なんと言っても悪魔の存在

怖さの基準

そんなものは、はっきりとあるわけではないのですが。

先にも述べたように、文化や宗教、習慣の違いで、怖いと感じる対象は違ってくるのは確かにあると。

ただ、どの国にも通じるのは、人間の抱える闇とでもいいますか

その闇が、その国によって文化、風習の違いで形こそ違いこそすれ、その根底には、計り知れない人間の闇が潜んでいるのでは。

その人間の抱える闇を垣間見た時、背筋が凍りつくのを覚える。

年末に向けて、ホラー作品がめじろ押し。

凍りつくような作品にめぐり会えるといいな

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