ニコラス・ケイジの実生活とも重なる『マッシブ・タレント』、ケイジのファンなら楽しめるかな。大スターということなんですが、自分は名前ぐらい知ってますよって程度だったんで。作品を見ても、それほど彼の演技やお話の内容にものめり込めず、佳作でしょうか。
小粒になったスターたち
かつてのハリウッドスターと言えば、自分にとっては、マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ロバート・デニーロ、あたりだろうか。
古くは、ジョン・ウェイン、ゲーリー・クーパー、ハンフリー・ボガートかな。
あくまでも、自分にとってはなんですが。
個性派とでもいうか、独自の雰囲気と演技力がありました。
まあ時代が違うのですが。
映画スターも親しみやすさが必要とされる時代なんでしょうか。
カリスマ性よりもフレンドリーな要素が好まれる時代。
でも、スターってたとえ虚構であっても遠い存在のほうが、ロマンがあったんですが。
だから、ニコラス・ケイジと言われても。
ああ、そんな俳優もいましたねという感じなんです。
ごめんなさい。
借金を抱えたかつてのスターの逆転劇
『マッシブ・タレント』の物語展開です。
実生活のニコラス・ケイジと重なるらしいので。
彼のファンならたまらない作品なのかな。
私は、それほどニコラス・ケイジに思い入れがないので、ああそうですかという感じなんですが。
申し訳ありません。
映画という媒体のこれから
なんて大げさに構えることでもないのですが。
これからの映画について考えると。
かつての銀幕のイメージは、少なくなって。
劇場公開が、必須条件でなくなり。
制作本数は、多いのですが。
かつてのような、ぞくぞくする作品になかなか出会えないのが、残念です。
佳作というか、そこそこの出来の作品は多いのですが。
『地獄の黙示録』や『ディア・ハンター』の様に、見たあと言葉が出ない。
そんな作品にお目にかかれなくなったのが、残念です。
まあそんな作品の登場を期待しつつ、そこそこの作品を堪能しましょうか。
映画『マッシブ・タレント』公式サイト:https://massive-talent.net/
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