ーネタバレを含みますー
映画『市民捜査官ドッキ』電話での詐欺に引っかかった女性のその後の奮闘が、すごい。実話に基づくというところが、さらに興味を増す。できれば関わりたくない事案だ。だけどいつ自分がそうなるとも限らないのが、現代社会ネット社会の恐怖だ、ため息が出る。
個人情報をどう守るか。
まさに、ネット社会の到来。
そのなかで、個人情報をどう守るか。
映画は、オレオレ詐欺の被害者のお話。
実話に基づくそうだけど。
この主人公のように、とても反社会的組織と渡り合えるものではない。
個人にとっては、狙われたら最後どうしようもないのでは。
警察が、あるではと言うかもしれないけど。
これだけ、被害者が多いと、どれだけ真剣に向き合ってくれるのか。
そう考えると、怖い物語である。

ネットに顔出しをする危険性
物語にもでてくるが。
自分の自慰行為を挙げた画像で、脅かされている場面がある。
まあ、そういったものを挙げる事自体どうかと思うけど。
facebook、X、Instagram、TikTok様々な媒体がある。
匿名のアカウントだからとか、知ったもの同士だからとか。
それでも、危険だ。
リツイートされて、拡散されることだってあるし。
まして、住所が特定されでもしたら、もう相手の思うつぼ。
住所が、わかってしまうことの恐ろしさは、推して知るべしである。
展開とスピード感、演技申し分のない作品
『市民捜査官ドッキ』は、よくできた作品だ。
実話に基づくとあるとおり。
主人公の勇気には、感服する。
あくまでも、映画の世界だけで楽しんでいたい課題だ。
でも、残念ながら、現実。
いつ、私に火の粉がかかってくるかもしれない。
せめて、できることといえば。
儲け話には、乗らない。
簡単に、個人情報を開示しない。
相手のわからない電話にはでない。
それぐらいしか思い浮かばない。
かつて、高校生までは、学年が変わるごとに。
親の職業までのった、住所録が渡されていた頃が、嘘のようだ。
そう、そんな危険な時代になってしまったのだ。
映画『市民捜査官ドッキ』関連サイト:https://klockworx.com/movies/duk-hee/



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