『アイダよ、何処へ?』第二次世界大戦後まさかヨーロッパで戦火が

映画『アイダよ、何処へ?』ポスター映画館

なぜ、戦争はこの世からなくならないのだろう。1991年から1995年までのバルカン半島のボスニア紛争。作品を見終わった後に残るのは、深いため息しかない。

1991年ユーゴスラビア連邦解体

そこから、1995年まで3民族による領土の拡大紛争。

ボシュニク人、クロアチア人、セルビア人、連邦を構成していた3民族がそれぞれ独立し。

領土拡大を図った結果、1995年までの戦火の中で死者20万人、200万人以上の難民をだしてしまいました。

このボスニア紛争を描いたのが本作品『アイダよ、何処へ?

特に、1995年のスプレニツァの大量虐殺に焦点を当てています

当時このバルカン半島は、火薬庫と呼ばれていたことを思い出します。

ただ、日本からは遠く離れていたので、報道の頻度は多くはなかったと。

しかし、今改めて作品となったこの紛争を考えてみると。

第二次世界大戦後これほどの戦火が、ヨーロッパで起きるなどと考えもしなかった記憶があります。

昨日まで隣人だったのに、今日は殺しあう現実

映画『アイダよ、何処へ?』一場面

それが、ボスニア紛争の現実です。

第二次世界大戦の反省から生まれた国連

しかし、その無力さを嫌と言うほど感じさせられます

ただ、作品として見て見ると。

国連の避難所が舞台となっているのですが。

そこでの緊迫感が表現できているかというと。

少々物足りなさを感じます。

そのあたりは、現実の悲惨をリアリスティックに描くことの難しさもあるのですが

主演女優の一本調子の演技といい、もう一つと言う所でしょうか

欧州にのこした大きな傷跡

この悲劇と向き合い一つの作品とするまでに、30年の時がかかりました。

それくらい、悲劇的出来事だったのだと。

ボスニア紛争を描いた作品は他にもあるのですが。

まだまだ、検証が必要だと。

この悲劇的戦争を経てもなを、世界では、何処かで紛争は絶え間なく。

そんな現実の中で、私達は生きているのだと

あらためて、考えさせられる作品です。

『アイダよ、何処へ?』公式サイトhttps://aida-movie.com/

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