映画『街の上で』若者に人気の街下北沢が舞台なんですが、不自然さが

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若者の街、サブカルチャーの発信地下北沢。主人公は、そこの古着屋で働きながら日々の生活を送る。なにか彼に目標や野望があるわけではなく、ただなんとなく生きている。そんな日常を追いかけた作品。下北沢でなくてもいいのでは、と嫌味を言ってみたくなります。

一見地方出身風の主人公

古着屋で働く28歳の主人公。

その彼の何でもない日常と恋愛が描かれた作品。

若者人気の街下北沢。

これだけの材料をどう料理するか、割と評判がよさそうなので、鑑賞したのですが。

実に淡泊で、なんかどうでもいいよなと言う雰囲気です

このあたりは、見る側の好みになってくると思うのですが。

一見地方出身風の、下北沢で暮らす主人公。

なんかとっても生活感がないといいますか

古着屋で働いて、それも作品中は店番で古本を読みふける場面ばかり。

仕事が終われば、ライブハウスで音楽を聴き、馴染みのバーでいっぱい。

休日と思しき日には、カフェでパスタをカウンターでマスターと映画の話などしながら。

といかにも下北沢と言わんばかりの連続なんですが。

古着やの店番だけで、生活が成り立っているのが不思議です

若者に人気の街だけあって、アパートもそう安くないはずなんですが。

となると、仕送りでも受けながら生活してるのかな、それも28歳で。

バーやカフェでのマスターとの濃密な会話

これだけ、込み入った会話ができるまでは、かなりの街に溶け込む努力とかなりの回数お店に通わないと無理だよな。

となると地元出身で、親が近くに住んでいていくばくかの援助を受けているという事なのだろうか

役者の自然な演技と言えば聞こえがいいが。

なんか、とても皆下手くそなんですよね。

演技してないと言うか。

演技しないというのが、自然で、最近の日本映画の流れなのか

とにかく、役者さん達に生活感や現実感がないといいますか。

とりあえず、ここにいて、セリフ言ってますにしか見えないのですが

下北沢と言う街も過大に評価されている様に思えてならないのですが。

確かに芝居の街、ライブハウスがあって古着屋があって、個性的なカフェがあってと。

しかし、それが物凄く魅力的かというと、そうでもないと思えてならないのですが。

芝居一つにとっても。

そんなに熱気のこもった舞台が、数多いわけでもなく。

とにかくやってます的舞台が多いのも事実

まあ、文化的かおりと言う点では、日本の中では特異な街ではあるのですが

スケールの小さな作品

私の結論です。

男女の恋愛を描くのも、なんかありきたりで。

平和の国日本ならではの作品でしょか。

物語に大きな起伏があるわけではなく。

ただ、なんとなく生活して、その生活の場が下北沢と言う場で、なんとなく文化的で個性的に見えて。

でも、それなりに評判がいいようで、ロングランしているようですので。

後は、皆様のご判断という事で。

映画『街の上で』公式サイトhttps://machinouede.com/

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