テレビドラマの人気シリーズの映画版『バイプレーヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』を見てきました。テレビ離れしているので、そうとは知らず鑑賞、軽いノリに物足りなさを感じながら、日本映画界の脇役人の豊かさをあらためて認識いたしました。
脇役というには失礼な俳優がそろって出演
テレビ離れしているので、そうとは知らず劇場版がはじめての『バイプレーヤーズ』を拝見するのですが。
田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一と味のある役者の名前が並んでいたので、期待していたのですが。
なんかこれだけの役者使ってこれかよというのが私の感想。
しかし、テレビ版の劇場用リメイクなら仕方ないかな。
そんなに肩に力入れてみる作品ではないと気付いたのは、作品が始まって間もなく、制作にテレビ東京と電通とテロップが流れた時でした。
まあ、テレビ番組ならこれで十分なのでしょうが、劇場版としてはどこかものたりなさを感ずるのですが。
しかし、私と同じくテレビ離れしている友人もこの作品を見たのですが。
彼はいたく気に入ったらしく、楽しんだようです。
なんといってもハッピーエンドの映画はあまり見ることが無いので。
まあ、変わり者というだけなのですが、シリアスな作品が好みなもので。
『バイプレーヤーズ』のような軽いノリは今一好みではなくて。
テレビでは2017年からの人気シリーズのようで。
結構固定ファンがいらっしゃるようですね。
着想としては悪くないし、テレビの延長として観れば楽しめるのではないでしょうか。
日本映画は脇役人が充実してますね
今回のメンバーも脇役人でありながら、主役もはれる人達ではないかと。
それぐらい、日本映画界は脇役人(失礼かもしれませんが)に個性豊かな味のある人材がそろっているのではないでしょうか。
是非ともこの豊かな人材を活用して、魅力ある作品、海外でも通用する作品を作ってもらいたいものだと。
お隣韓国では、2年連続してアカデミー賞にノミネートされていますし。
アカデミー賞が映画のよし悪しの基準ではありませんが。
海外でも評価される邦画が、最近少ないのが気がかりです。
安全圏の小粒な作品ばかりではつまらないですから。
そんな作品が作られることを期待いたします。
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