映画館

映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』主演イ・ヨンエのカムバック

韓国では年間2万件の子供の失踪の通報があるとか、また失踪した子供を探す民間団体もあり、映画の題材となっている夫婦が失踪した幼子を探し続ける姿に納得します。母親役には『宮廷女官チャングムの誓い』のイ・ヨンエが14年ぶりにスクリーンに戻ってきました。
歌舞伎・お芝居の世界

国立劇場歌舞伎再開10月公演、2部制で値段も手ごろ期待できます。

待ちに待った、国立劇場歌舞伎公演10月から再開となりました。二部制となって上演時間も手ごろ、料金も安くなり今の時代にあったいいやり方だと思います。さらに広い劇場ですから、観やすい席観にくい席とありますので、解説いたしました参考にして下さい。
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『メイキング・オブ・モータウン』改めてあの時代のモータウンの凄さが

映画『メイキング・オブ・モータウン』1960年代ビートルズと並んで、世界を席巻したインディーズレーベル。改めて作品として当事者の証言を交えてその映像を振り返ると、やはり凄いなの一言です。今見てもそのメッセージからスター達のその後に思いが。
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今熱い映画監督ディアオ・イーナン『薄氷の殺人』1週間限定公開。

カンヌ国際映画祭で『パラサイト』と並んで話題をさらった中国映画『鵞鳥湖の夜』のディアオ・イーナン監督。前作の『薄氷の殺人』が1週間限定公開されております。モダンでシュールな映像に惹きつけられます。現代中国の現実と暗部を表現していて見事です。
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優しさに包まれた映画『ムーンライト』変わりゆくアメリカ社会の中で

近年アメリカ社会の変化は、黒人の地位向上と白人の地位低下、その中で生まれた黒人初の大統領オバマ。映画『ムーンライト』はそんな時に作られアカデミー賞作品賞を受賞しました。ゲイの少年の成長記ともいえる作品、いままでの米国作品にはない繊細さが。
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『ラストムービースター』でみせる、バートレイノルズの老いの境地

ハリウッドで一時代を築いたスターバートレイノルズ。その浮き沈みの激しい人生を歩んだ彼が最晩年に観衆にプレゼントした言葉の数々が作品になってます。それは、1960年代からの白人中流社会の栄枯盛衰と歩調を合わせるかのような人生、バートは何を語ってくれるのでしょう。
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『ファナティック ハリウッドの狂愛者』ジョントラボルタもいい年だな

『ファナッテック ハリウッドの狂愛者』で怪演を見せているジョントラボルタ、2019年御年65歳。出世作が懐かしい1977『サタデーナイトフィーバー』です。発達障害者の社会的には逸脱した行動を異常ではないと言う観点から見事に演じております。
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『行きどまりの世界に生まれて』、アメリカラストベルトの若者は?

アメリカ、ラストベルトに生きる若者の成長期を追ったドキュメンタリー『行きどまりの世界に生まれて』、厳しい現実の中でも前向きに生きようとする若者の姿がいい。コロナ禍で世界情勢は明るくないと予想されるのですが、希望の光は失いたくないですね。
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『ダークナイト』勧善懲悪作品なのに、倫理観を植え付ける苦しさ

映画『ダークナイト』のチラシポスター
歌舞伎・お芝居の世界

九月歌舞伎座公演演目と見どころ、お勧めは『双蝶々曲輪日記』

再開になった歌舞伎座九月公演から、その見どころを解説して行きます。お馴染みの人気演目が並んだ感じですが、現状では致し方ないのか、今後に期待といったところでしょうか。今だ再開しない国立劇場大劇場公演も気になるところです、あらゆる模索をして欲しいです。