映画館

『ダークナイト』勧善懲悪作品なのに、倫理観を植え付ける苦しさ

映画『ダークナイト』のチラシポスター
歌舞伎・お芝居の世界

九月歌舞伎座公演演目と見どころ、お勧めは『双蝶々曲輪日記』

再開になった歌舞伎座九月公演から、その見どころを解説して行きます。お馴染みの人気演目が並んだ感じですが、現状では致し方ないのか、今後に期待といったところでしょうか。今だ再開しない国立劇場大劇場公演も気になるところです、あらゆる模索をして欲しいです。
映画館

映画『ディヴァイン・フューリー/使者』お馴染み聖職者と悪魔の戦い

悪魔祓いという、カトリック教会独自の行為その是非はあるのですが、世の中にはカトリック教会に限らず霊媒や祈祷師によるお祓いが行われているのも事実で。作品としては1973にヒットした『エクソシスト』よろしく娯楽作品として楽しんだ方がベターです。
映画館

『赤い闇スターリンの冷たい大地で』20世紀の大虐殺の真実が映像に

大粛清で知られる、スターリン。その悪行はあまり映像になることは少ないきがするのですが、悪と言う点ではヒットラーに勝るとも劣らないと思うのですが、なかなかその実像が映画化されることはないですね。そういう意味では本作は貴重だと思うのですが。
映画館

イギリス労働者階級の生活が伝わって来る作品『ヴェラ・ドレイク』

1950年代まだ第二次世界大戦の傷跡を引きずっていたころのイギリスの労働者階級の一家の物語。主人公ヴェラ・ドレイクの秘密とは、そこには大きな問題が潜んでいるのですが、あまりにもあっけらかんとしたヴェラ・ドレイク・に薄気味悪さを感じます。
映画館

映画『シチリアーノ裏切りの美学』マフィアの実態がわかるかと期待

マフィアを裏切ったボス、トンマーゾ・ブシエッタの半生を描いた作品『シチリアーノ裏切りの美学』となかなか大見得を切った作品なのですが、残念ながら気の抜けたサイダーとでも言ったらいいのでしょうか、ダラダラとした大河ドラマを見る思いです。残念ですが。
映画館

日本映画のリメイク、原作東野圭吾『さまよう刃』韓国社会の鬱屈。

韓国映画『さまよう刃』、東野圭吾原作で東映で作られた同名作品のリメイクですが、そこには韓国社会の抱える闇が描かれております。事件を起こした少年達なぜ彼らはそこまですさんでしまうのか、そこには韓国社会の学歴偏重、コネや賄賂の横行する社会が。
未分類

青春18きっぷを使って吾妻渓谷へ、八ッ場ダムで川原湯温泉のその後

約20年ぶりになる群馬吾妻線ローカル列車の旅、八ッ場ダムで渓谷の風景のあまりの変わりように愕然としました、あの風情たっぷりの川原湯温泉は味気のない風景に、本当にダムは必要だったのでしょうか、失った景色が残念でたまりません。
映画館

『名もなき塀の中の王』孤独な少年が刑務所の中で出会ったもの。

刑務所という閉鎖的空間、怖いもの見たさから作品を見てみました。なかなか濃いドラマがあってよくできた作品です。しかし、現実の刑務所がどうなのかはわかりません、少なくとも作品からわかるのは怒るには遅い方が良いということでしょうか。
映画館

メジャーリーグは子供の夢なのか、映画『タイ・カップ(Cobb)』

「最高の技術と最低の人格」「メジャーリーグ史上、最も偉大かつ最も嫌われた選手」と言われるタイ・カップ、初期のアメリカ大リーグの名選手その真の姿を余すとこなく描いた作品です。アマチュアスポーツとプロスポーツその垣根のなくなった現代に問を投げかけます。