武蔵野と文学の世界を堪能すべく、京王線蘆花公園へ、ここから世田谷文学館と都立蘆花恒春園へと文学の道を歩きます。武蔵野の面影が残る地で遠き昔からの来し方に浸ってみては。
出発は京王線蘆花公園駅
新宿から各駅で15分あまり新緑の季節に世田谷文学散歩に出かけました。
都心からこれだけ近いのに、緑豊かな空間が広がっております。
そこに点在する世田谷文学館と蘆花公園。
まずは、駅から南に5分ほど歩くと、世田谷文学館があらわれます。
世田谷文学館のお勧めは、ムットーニのからくり人形
なんといってもこれがお勧めです。
世田谷文学館オフィシャルサイトhttps://www.setabun.or.jp/
ムットーニことアーティスト武藤政彦さんの文学作品をモチーフにしたからくり人形です。
中々これが秀逸で作家の作り出す文学的世界へ連れて行ってくれます。
当日はもちろんこれを楽しみに出かけたのですが。
あいにく、展覧会の入れ替えにあたり展示コーナーは休館中とのこと。
ホームページでも告知がなかったので、ゆかれる方は事前問い合わせがまちがいないようです。
今回は、そういうわけで残念ながらムットーニのからくり人形には対面できませんでした。
代わりに、広い館内ときれいな庭を眺めながらの休憩タイムでした。
ロビーでは、台湾文学についてのパネルコーナーがあり。
中々興味深い日本と台湾の深いつながりをあらためて、知ることができました。
日本と台湾に文学の世界でこんなに深い関係があるとは、知りませんでした。
いざ、蘆花公園へ
世田谷文学館を後にしさらに南に15分ほど歩いたところに蘆花公園があります。
正式名称は蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)、武蔵野を愛した明治の文豪徳富蘆花の住まいと庭からなる公園です。https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index007.html
とても緑豊かな公園です。
この中に明治の文豪徳富蘆花の住まいが、遺族によって東京都に寄進され展示されております。
また、敷地内には記念館も
ただし、開園時間にはご注意ください。
明治の文豪徳富蘆花、ベストセラーとなった小説『不如帰』、キリスト教の影響をうけた自然描写作品『自然と人生』などなど。
その軌跡に触れてみてください。
いかがでした、世田谷文学散歩、武蔵野の地と文学のつながりに思いをはせながら、楽しんでみませんか。
出来るだけ時間の余裕をもって一日がかりでもいいかも。
これは今回の反省からです、半日では少し忙しいかな。
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