ありがちなパターンだよね 映画『スプリー』でも笑えない仮想現実

映画『スプリー』のポスター映画館

SNSで多くの視聴者を集めようと、配信内容がどんどんエスカレートしてゆく。そんな、愚かな行為が当たり前の様におこなわれているネット社会。なんか間違っているよなと思いつつもその罠に落ちて行く危険性を感じてしまうのですが。

ゲームの世界ではないから現実の物語なんだけど

映画『スプリー』の一場面

どこか、現実感のない仮想空間の出来事の様に映ります

SNSを配信している映像だけで構成されているからでしょうか。

他人事の様な映画です。

それでいて、この作品がうすら寒いのは。

こんなこともあるだろうなと思われるからです。

主人公が発信するツイキャスライブ

SNSもいろいろありますが、主人公が配信するのは、ツイキャスライブというもの。

ライブというからには、編集された動画ではなく、現在進行形でしょうか

アーカイブで過去の配信も見れるようですが。

Youtubeで配信して収益化を図るには、まずは、映像の収録、編集ときて配信となるのですが。

そして、一定数の登録者と、再生回数がないと収益化できないのですが。

ツイキャスライブは、その点ハードルが低く、誰でも簡単に始められます

ただその分低俗な番組も多いですが。

その点多少、Youtubeのほうが、まともな番組があるかもしれませんね。

視聴者を獲得するためになんでもあり

ということがしばしばみられるます。

ツイキャスライブに限らず、Youtubeでもしばしば問題になりますが

そんな流れになるのでしょうね。

『スプリー』はそんな泥沼にはまった主人公のバカさ加減が、際立っております

ネット社会の闇とでもいいましょうか。

配信する映像に対しての反応は、無責任極まりないです

そこが、匿名性という魔物でしょうか。

主人公の配信に対する無責任な言動の書き込みの連続、人間の闇がてんこ盛りでしょうか。

所詮そんな程度のものなのに、振り回されて行く主人公が哀れです。

映画『スプリー』のポスター

現実と非現実(仮想現実)

ネット社会も現実なのですが、その匿名性のゆえ限りなく非現実(仮想現実)的と簡単になってしまいます。

こんなものに振り回されるバカらしさを感じてしまうのですが。

インターネットが、生活の一部となってしまった現在。

その付き合い方を間違わないようにしないと。

この『スプリー』の主人公の様になってしまうかも。

映画ですから、かなりの誇張はあるにせよ、そんな罠にはまる危険性は常にあるのでは。

そこには、依存という問題も横たわっていそうですね。

ある程度自分の思いのままに操れる、インターネット。

その中でのみ存在する自分

そんな図式が出来上がってしまった時の危険

映画『スプリー』から、そんな危うさを感じてしまいます。

もうそんな社会に生きているんですね

新宿シネマカリテにて公開http://qualite.musashino-k.jp/movies/12705/

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