いいのか悪いのか、所詮ファンタジーなのか『スウィート・シング』

映画フィルムのイメージ画像 映画館

アメリカインディーズ映画界の雄、アレクサンダー・ロックウェルの25年ぶりの日本公開の新作。触れ込みはかなり派手なんですが、中身がいまいち自分には合わないと言いますか、何処か別世界のお話のような気がして。

過酷な環境もファンタジーか

父親は、アル中、母親は男を作って家出。

残った父親と、15歳の娘、11歳の弟の物語。

姉弟二人は学校にも行けず。

かなり悲惨な状況なんですが

映画は、暗くもなく、姉弟二人のロードムービー的つくりから、なんとなくハッピーエンド

みているほうは、おとぎ話でも見ているかの趣

そういう作品なのでしょうが。

なんか、納得できないというか。

だって、姉弟の置かれた状況があまりにも過酷なのに、何処か他人事の雰囲気。

そのあたりがファンタジーということなのでしょうか。

アメリカの低所得者層の悲惨。

のはずなんですが、なにせファンタジー調だから、あまり切羽詰まってる感が伝わってこない。

そういうつくりなのでしょうが。

時代設定も、ビリーホリデーなんて話が頻繁にでてくるし。

パソコンもスマホもないし。

その割には、トヨタレクサスなんて車がでてきたり。

そんな事は、製作者にはどうでもいいのでしょうね。

誰もが、懐かしむ子供時代のファンタジーらしいですから。

こんな過酷な状況が、ファンタジーなんて、アメリカ社会は厳しいな

映画『スタンドバイミー』へのオマージュか

子供三人でのロードムービー調になったあたりで。

線路を歩く三人の場面がでてきます。

映画『スタンドバイミー』に似たような場面がありましたよね。

そう、子供たちだけの世界をよく表してる場面ですね。

大人に判ってもらえない子供だけの世界。

誰にもそんな時期が、あったななんて思いださせてくれるのですが。

映画『スウィート・シング』では、そんな感情が浮かんでこない。

ただ、ファンタジー的作り物感を感じるだけ

なにせ、アメリカインディーズ映画界の雄アレクサンダー・ロックウェルの新作だそうですから。

わかる人には、わかるんでしょうね。

公式サイト:http://moviola.jp/sweetthing/

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