元ネタは1978年のジョン・カーペンター監督の『ハロウィン』その続編にあたるのが、デヴィッド・ゴードン・グリーンの『ハロウィン』(2018年)。そして、今回はその続編にあたる『ハロウィン KILLS』回りくどいですが、浮かれてはいけないハロウィン。
2018年『ハロウィン』
1978年のジョン・カーペンター監督作品の続編 。
ハロウィンの夜に連続殺人を犯した犯人。
その後、精神病院に収容された犯人。
40年間誰とも話したことはない犯人。
その怪物が精神病院から逃げ出して、またもやハロウィンの晩に大暴れ。
生い立ちでわかっているのは、6歳で実の姉を惨殺。
設定が、効いているよね。
不気味さ満載で。
犯人像が特定できない。
それが、更に恐怖感を増幅してくれる。
上手いとついうなずいてしまう出来。
さすが、大ヒットしただけのことはあるなと感心してしまう。
Bitly
二匹目のどじょうねらいかと『ハロウィン KILLS』
結論です。
そんなこと言ったら身も蓋もないのですが。
前作で、ラストに退治されたはずの犯人の息使いが、テロップと共に流れたあたりで、続編は想像できたと。
連続殺人を犯す犯人像を、人間のなかにある悪に帰結するあたり。
ありきたりで、前作の得たいの知れない不気味さが、あいまいになってしまった感が。
またもや、犯人の息使いがラストテロップで流れてくるので。
次回作もあると。
なんて、このはなし永遠に終わらないのではと。
それくらい、ハロウィンというお祭りと似ても似つかわしくない惨劇。
そんな、対称が物語になり続けるだろうなと。
二作品を見て感じた事、ハロウィンは決して浮かれてはいけない。
戸締りをして、部屋に立てこもり侵入者を許さない。
そんなすごし方が、正統的ハロウィンの過ごし方だと教えてくれます。
公式サイト:https://halloween-movie.jp/
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