2022年最初のブログは、シアター・イメージ・フォーラム『奇跡』

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2021年ラストに鑑賞したのは、渋谷にあるシアター・イメージ・フォーラムの特集上映、あまり大衆受けしないだろうな、だけど作品としては一見の価値ありという作品を上映してくれる、今回えらんだのは監督カール・デオドラ・ドライヤー特集から『奇跡』

奇跡の映画 カール・デオドラ・ドライヤー セレクションより

ということで、明けましておめでとうございます。

今年のブログはじめは、2021年12/30シアター・イメージフォーラムで見た作品から

まず、カール・デオドラ・ドライヤー監督にたいしての知識が、まったくありません。

そこで、シアター・イメージ・フォーラムのチラシより。

19世紀末にデンマークで生まれ、常に独創的で革新的な作品を生み出しながら、一貫して人間、特に女性の心の真髄をフィルムに捉え続けた、孤高の映画作家カール・テオドア・ドライヤー。ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、イングマール・ベルイマンなどの巨匠たちからアルノー・デプレシャン、ギャスパー・ノエといった現代の先鋭たちにまで多大なる影響を与え世代を超え敬愛されています。79年の生涯で長編14作品を発表、モノクロームの世界を巧みに操り、新たな映画芸術の可能性を示し続けました。今回は、ゴダールが『女と男のいる舗道』で引用したことでも有名な『裁かるゝジャンヌ』と後期3作品がデジタルリマスターされ、スクリーに甦ります。https://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/4862/

と、仰々しい紹介なんですが。

今回は、何の知識もなく、『奇跡』と言う作品を鑑賞しました。

『奇跡』どこかにこんなピュアな信仰あるとは。

監督カール・デオドラ・ドライヤーはデンマーク出身。

作品は、デンマークユトランド島が舞台。

作品の内容はと言うと、あまり詳しくははなせませんですが。

信仰深いクリスチャンのお話。

とある牧場一家の妻が、難産で母子ともども亡くなってしまうのですが。

妻が、祈りによって生き返ると言う展開何ですが。

この事を聖書的に要約すると、新約聖書マタイによる福音書17章20節より

17:20 イエスは言われた。「あなたがたの信仰が薄いからです。まことに、あなたがたに告げます。もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に、『ここからあそこに移れ。』と言えば移るのです。どんなことでも、あなたがたにできないことはありません。

新改訳聖書:マタイのよる福音書より

そう、この言葉は、イエス様が比喩的にかたっているもですが。

祈れば、神の御心においてできないことはないということ。

これが、この映画の主題でしょうか。

映画が作られたときは、信仰心に熱い人がまだいたんですね。

なんて、言うと現代のクリスチャンに怒られますが。

世界的にキリスト教の衰退は著しい現象で、とくにヨーロッパでは、顕著です。

キリスト教といっても一概には、大きくは、カトリックとルターやカルバンによってもたらされた宗教改革により分派したプロテスタントでしょうか。

しかし、映画のグループは、プロテスタントのようではあるんですが、宗教改革以前からいた根本主義とか、聖書原理主義のにおいを感じるのですが。

けっこう、キリスト教も複雑でね、そのあたりは、所詮人間のやっていることですから。

そのあたりは、さておき。

この作品がなぜ、優れているのかというところですが。

たとえ、その信仰が今に時代には見られないピュアなものだったとしても。

そのことが、祈っても不可能だと最初からきめつけて、なぜ祈らないのかと言うことです。

人間の目には不可能だと見えても、神の御心なら奇跡は起きるのだということです

そう、まさに信仰とは、そういうものだということをあらためて教えてくれます。

まさに、信仰とはこうありたいものです。

一年を締めくくるのには、相応しい作品だと。

カール・デオドラ・ドライヤー特集上映公式サイト:http://www.zaziefilms.com/dreyer2021/

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