どうせやるならもっとしっかりとやれと叫びたくなる旅割。それでも、低所得の小生はなんとかして制度使っての温泉旅行。ケチくさい政府に振り回されながらも楽しんできました。何故か、ゆとりとか本当の余暇とか頭の中を駆け巡ります。この国は本当に貧しい。
やっている感だけの「旅割」
なんとか予約できた。
箱根強羅温泉。
楽天トラベルで、事前予約からクーポン適用まで、ハラハラ。
これってお金持ちには、わからない感覚だろうな。
その日暮らしの非正規にとっては、数少ない泊まり温泉のチャンス。
強羅で、一泊夕食付きで¥6000。
これでも安いよね、大丈夫かななんて心配したりして。
無事にクーポン適用で、¥3600に、やった!
でも、おかしいよね。
まず、制度がわかりにくいし、ウエブサイトでの適用不敵用の基準がわかりにくい。
まさに、やっつけ仕事で作った制度、政策。
クーポンとて、かずに限りがあるらしく、これもケチくさい。
旅をすることの楽しみ。
まさに、非日常から外れて、リフレッシュすること。
のんびり派もいいし、観光派もあり。
つまり、自分の思いのままをいかに満たすかで、満足感が得られる。
そのあたりを、政府はご存知ないらしい。
まず、行きたいところを旅行会社のサイトから検索。
宿を予約。
人気どころは、早くも一杯。
しかたなく、別の宿。
だが、割引があるからとてやはり予算がある。
一晩考えてからにしようと翌日再検索すると、クーポン規定数に達したので、終了。
じゃあ、目的地を変えようと。
そして、そこも一杯、では、他に。
最後には、行きたいところではなく、予約の取れるところで妥協。
あるいは、もういいやとあきらめる。
「旅割」やるならケチくさいことするな
この一言につきます。
どうせやるなら、半年間ぐらいの期間を設定して、皆さん慌てずに行きたいところ予約してください。
クーポンは十分な数用意してあります
コロナで、皆様窮屈な思いと、感染拡大防止に多大なご協力ありがとうございました。
どうぞ、旅を楽しんでください。
この位の粋な計らいができないものだろうか。
まあ、テレビで見る限りですが、あの野暮天たちに期待するのが無理。
次の選挙おぼえていろが関の山。
イラつきは抑えて、本来の自由時間を楽しむ。
とやってきました、箱根は、強羅。
お大臣旅行とはいかないですが。
十分に楽しめそう。
もちろんロマンスカーなど使いません。
新宿のチケットショップの、小田急株主優待券。
通常¥920円のところ¥520で小田原まで行けます。
節約できるところは、余分なお金は使わない。
気持ち一つで、人は、幸福にも不幸にも感じる。
なんて、大げさなことではないのですが。
格安宿泊施設「hakone tent」

「hakone tent」いわゆるゲストハウスなんですが。
一応個室です。
お値段は、一泊夕食付きで、¥6000ですが、旅割で¥3600。
古い築90年の旅館を改築してたそうで、お部屋の鍵は、南京錠。

もちろん部屋にテレビや冷蔵庫はありません。
アメニティはシャンプーと石鹸のみ。
お値段なりですよね、この値段で文句は言えません。
硫黄の効いた、強羅らしい温泉が楽しめるだけでも十分。

ただ、近くでホテルの解体工事をしていて、音がうるさいのがまいった。
静寂を買いに来たのに、アンラッキー。
宿泊旅行をするたびに感じる日本の衰退。
箱根に来たのは、20年ぶり。
明らかに、かつての賑わいがない。
コロナの影響ももちろんだけど。
シャッターをおろしたお店。
営業をしていない旅館。
草茫々の空き地。
そんなものが目立つ温泉街。
かつての華やかさを感じない。
どこの観光地でも感じる。
かつてあった活気を感じないのです。
そこに、日本社会の今を見てしまうのですが。
それは、経済の下り坂と高齢化社会。
この2つが相まって、日本社会の元気を奪っているのではないかと。
成熟した国家を目指すのならそれも致し方ないとも思えるのですが。
ただ、日本という国の衰退という方向に思えてならないのです。




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