2019.09.28日比谷野音のライブ映像で知った。
2020.03 K’sシネマでのライブ映像が彼らとの初めての出会いだった。
当日は、友川カズキの『どこへ出しても恥ずかしい人』と言う作品が目的に映画館に行ったのだが、時間もあり、日比谷野音2019のコンサート1日でsold outと言うキャッチコピーにひかれて、つい鑑賞してしまった。
あまりロックシーンにも詳しいわけではなく、さして期待はしていなかったのですが(ファンのかたには失礼ですが)。
今の日本に、こんなに熱いバンドがいたのかと驚かされました。
いわゆる、既存の歌番組から流れるファション歌謡とは、明らかに違うその力、魅力。
結成30年を超すバンドだった。
結成は、1988年札幌市、結成当時から3人のメンバーだが、ベースが2度代わっている。
そのサウンドは、都会の狭いライブハウスからは決して生まれないだろう広がりと、ダイナミックさを持っている。
まずは、2001年の曲『踵鳴る』を聞いてみたい。
力強いボーカル(ボイスと言うそうだが)とスピード感溢れるサウンドが、聞くものを引き込んでゆく。
そして、歌詞は若者らしく、少しつぱってるが、生きてい行くことを肯定て的にとらえていて、心地よい。
現在でも、その基本姿勢は変わっていない。
ベースは、現在3代目になる、村岡 ゆかさんにかわり現在にいたっている。
彼女が加わったことで、サウンドがまろやかになったような気がする。
また、メンバーの加齢もあって、より熟成されたとでも表現したらいいのだろうか。
ボイス、ギターの吉野 寿(1968年生まれ)も50歳を超えて、流石パワーは衰えたかもしれないが、変わらぬスタイルに尊敬の念を禁じ得ない。
スキンヘッドにこだわっていた時期もあるようだが、今の彼にはイデオロギーを持ち込むことは考えてないようだ。
そんな彼の変わらない姿、『青すぎる空』を最近のライブから聞いてみよう。
そして、2019年の日比谷野音でのコンサート。
かれは、いつものスタイルで歌いつづける。
『夜明けの歌』、ライブの最後の方だったので、少し疲れもみえるが、このパフォーマンスでは致し方のないこと。
詩の中でかれはボイスする。
“ 作詞 吉野寿
作曲 吉野寿
夜が明ける
見えるだろ?
東の空 白むのが
朝が来る
判るだろ?
涙眼に陽が映る“
その歌詞には、どんな時も朝がくる、楽しい時もまるで反対の時も、それは避けようもなく運命の様に。
しかし、どんな朝でも立ち向かわなければならないという強さを感じさせてくれる。
結果はどうであれ、それは致し方のないこと。
eastern youth のライブに行ってみたい。
コメント